これがベストなサイズ感!数字と写真で知るシャツの着こなしと選び方

シャツサイズアイキャッチ

多くのビジネスマンにとって、シャツは毎日と言っていいほど身に着ける、身近なアイテムのはず。

プライベートシーンにおいても、シャツは定番の洋服の一つで、男性誰しもが着る可能性のあるアイテムです。

しかし、自分の体型にぴったりとフィットしたシャツ選びを難しいと感じたことがある方も少なくないのではないでしょうか。

そんな時、「キツイよりはゆとりがある方が・・・」と大きめサイズのシャツを手に取る方もいるでしょう。

大きめサイズのシャツは、ともすると、野暮ったく実年齢よりも老けて見せてしまう可能性があるので注意が必要です。

とは言え、多くの男性がジャストサイズのシャツ選びを難しく感じることがあるのも無理はありません。

ジャストサイズのシャツ選びには基準となるポイントがいくつか存在するので、ある部分がジャストフィットしていても、他のある部分が大きすぎれば、だらしない見た目になりかねないからです。

しかし、言い換えれば、サイズ測定の限られたいくつかのポイントを押さえることができれば、あなたの体型にフィットしたシャツ選びに頭を悩ませることも少なくなるはずです。

今回は、これまで10年以上に渡って、ファッションに悩む1万人以上の男性のコーディネートに携わってきた私たちが、あなたにぴったりと合うジャストサイズのシャツの選び方のポイントをご紹介します。

ビジネススタイルのカジュアル化に伴い、スーツやネクタイを着用せずにシャツだけのスタイルになる機会が増えていたとしても、ピシッとジャストサイズのシャツを身に着けることができていれば、「細かいところまで気遣いができる人」と社内外の方々からのイメージアップにつなげることができるでしょう。

1.シャツを選ぶのに必要なサイズとは何か?

シャツジャストサイズ
シャツを選ぶ際に最も大切なのことの一つに、自分の体型に合っているか、ジャストサイズであるかどうかということがあります。

冒頭にもお伝えしたように、ジャストサイズであるかどうかが、見た目にも大きく影響する可能性があるからです。サイズの合っていないシャツは、野暮ったくだらしない印象になりかねません。

しかし、そもそもジャストサイズの定義が分からない、という方もいるでしょう。
まずはシャツにおけるジャストサイズの定義が何かを知っておきましょう。

分かりやすいように、横の幅縦の長さに分けて解説します。

1-1 横幅【首回り(ネック)、胸回り(バスト)、胴回り(ウェスト)】

シャツの横幅
①首回り(ネック) :喉ぼとけの下あたりの首の周囲
②肩幅       :右肩の骨の端から首の付け根を通り、左肩の端までの長さ
③胸回り(バスト) :バストトップのやや上(両脇のすぐ下)、胸の一番幅の広い位置の周囲
④胴回り(ウェスト):おへそを通る腹部回り
⑤手首回り     :手首のくるぶし(骨が出ているところ)を通る周囲

横幅に関わる箇所は以上の5か所となります。

シャツの既製品では、一般的には首回り裄丈(1-2で説明します)で選ぶことが多いです。裄丈が合っていれば肩幅はそれほどズレないので、肩幅についてはあまり気にしなくても問題ないでしょう。

また、上記以外だと、お尻回りなども把握出来れば尚良いです。

以上の箇所を測って自分の体型を知った上で、あとはここからシャツの各箇所のサイズを見ながらジャストサイズを選んでいきます。

体型にフィットするジャストサイズのシャツの各サイズの定義としては、以下のようになります。

首回り(ネック) :実寸+1~2cm(指が1本収まるくらい)
肩幅       :実寸+0~2cm

胸回り(バスト) :実寸+15~20cm
胴回り(ウェスト):実寸+10~15cm
手首回り     :実寸+6~8cm(袖口のボタンを留めた時に指1本入れて少し余裕があるくらい)

見え方の参考例として、以下の写真のようになります。(各サイズ感が分かりやすいように両腕を広げています)

シャツ胴回りジャストサイズ                  胸回りと胴回りジャストサイズのイメージ

このくらいであれば、極端に細くなく、締め付けがない程度に細身に映ります。

逆に大きいと、以下の写真のようになるでしょう。

シャツ胴回りゆとり有り                    胸回りと胴回りオーバーサイズ

このように、オーバーサイズだと、見た目にも野暮ったくなってしまいます。

フィット感なども多少の個人差はありますが、見た目の印象がよくなるサイズ感という点で参考にして頂ければと思います。

1-2  縦の長さ【裄丈、着丈】

裄丈と着丈
①裄丈(ゆきたけ) :手を真っ直ぐ下に下した状態で、首の後ろの付け根中心から肩先を経由して、手首のくるぶしの中心までの長さ
②着丈       :首の後ろ付け根中心から、手を下げたときの中指の先まで

裄丈は少し長めのゆとりがあるといいでしょう。袖が短すぎると、手を上げた時に手首が大きく露出していまう可能性があります。手を下げた時に、袖口が手首で留まるくらいにしましょう。

着丈は、ビジネスシーンのように、パンツの中に裾をインする(入れる)着方の場合は長い方がいいでしょう。短いと、パンツにシャツの裾を入れた時にかがんだりすると、裾が出てきやすくなります。

後の章で解説しますが、カジュアル用で裾を出して着る場合には、逆に、着丈が長いと野暮ったくなります。

以上がシャツをジャストサイズで着る上での定義となりますので、参考にしてみて下さい。

シャツのサイズについてはこちらでも解説しています:モテるワイシャツの着こなし術【オフィス編】

2.ジャストサイズを手に入れる3ステップ

シャツをジャストサイズで着ることの重要性をお伝えしましたが、あとはどのようにして自分にとってのジャストサイズに辿り着けるのかをお伝えしましょう。

2-1 自分のサイズを知る

シャツのジャストサイズの定義を知ったあと、次に、「自分のサイズを知る」ことが重要となります。
メジャーを用意して、パーツごとに計測して控えておくといいと思います。

自分一人では計測が難しいこともあるでしょうから、シャツ専門店の店舗や、オーダーで作るテーラーなどプロに任せる方がいいかもしれません。

某通販サイトでは、自動採寸機能付きボディスーツなども出始めましたが、今後は、採寸もラクになっていくのではないかと思われます。

1章で、横幅と縦の長さの各箇所をお伝えしましたが、ジャストサイズのシャツ選びで特に大切なのは「首回り(ネック)」・「胸回り(バスト)」・「胴回り(ウェスト)」・「裄丈」の4か所です。

2-1-1 首回り(ネック)(実寸+1~2cm)

シャツ首周り目安
首の喉ぼとけの下あたりの周囲を測ります。シャツの1番上のボタンを留めた時に、指が1本入るくらいが目安となります。

ジャストサイズの定義としては、実寸+1~2cmとなりますので、例えば実寸が38cmだった方は、シャツの首回り(ネック)は40cmがジャストとなります。

多少ゆったりした方が好きな方は実寸+3cmでも大丈夫でしょう。タイトなサイズ感が好きな方は実寸+1cmといったところが許容範囲となります。

2-1-2 胸回り(バスト)(実寸+15~20cm)

シャツバスト周り目安

胸回りはバストトップから少し上くらい位置の周囲を測ります。両脇のすぐ下くらいの位置になります。ジャストサイズの定義としては、実寸+15cmがベストで、ゆとりが欲しい方は実寸+20cmまでが目安となります。

2-1-3 胴回り(ウェスト)(実寸+10~15cm)

シャツ胴回りジャストサイズ

おへそのちょうど上くらいの位置の腹部回りを測ります。
ジャストサイズの定義としては、実寸+10cmくらいがベストで、ゆとりが欲しい方は実寸+15cmまでが目安となります。

2-1-4 裄丈

シャツ裄丈目安
手を下した状態で、首の後ろの付け根中心から肩先を経由して、手首のくるぶしの中心までの長さを測ります。

測る際は、メジャーを張りつめず、自然に下に伸ばした(垂らしたような)状態で測ってください。

上でもお伝えした通り、裄丈は少し長めでも良いのですが、短すぎると手を上げた時に手首が大きく露出してしまいます。
手を下した時に袖口が手首にちょうど収まる程度が目安です。

2-2 ジャストサイズのシャツを選ぶ

ジャストサイズの定義を知ったあとに、実際にシャツを選んでいきます。

恐らく既製品でお店に販売されているシャツのサイズ表記は、S・M・L などの表記や、「39-80」などのような表記が多いと思います。ちなみにこの場合は、首回り(ネック)39cmで裄丈80cmとなります。

その数字から、ご自身のサイズに近いものを選んで、その上で、試着をして確認することをおすすめします。

一般的には、各サイズ毎でシャツの首回り(ネック)と裄丈のサイズは以下のようになっていることが多いでしょう。

SS:35-78
S :37-80
M :39-82
L :41-84
LL:43-86
(※数字の左が「首回り(ネック)」、右が「裄丈」です)

規格があるわけではありませんので、お店によって、あるいはシャツの種類によって、サイズ基準が異なりますから確認が必要です。

ぴったりなサイズが無く、サイズ選びに困りそうな場合は、首回り(ネック)で±1cm、裄丈で±2cmほどであれば許容範囲と考えても良いでしょう。

ただし、首回り(ネック)と裄丈が適正であっても、胸回り(バスト)や胴回り(ウェスト)などの身幅が太いものなどもあります。

シャツは試着が面倒であったり、お店によっては、肌に直接触れる面積も広い可能性があるところから、試着が出来ないこともあるかもしれませんが、可能な限り、試着をして、全身鏡で自分の姿を見ながら確認することをおすすめします。

2-3 シャツを購入するお店を選ぶ

シャツを買いに行くにあたって、既製品でも比較的シルエットがよく、ジャストサイズのものが見つけやすいであろうお店や特徴をお伝えします。

2-3-1 鎌倉シャツ(メーカーズシャツ鎌倉)

鎌倉シャツの愛称で知られているワイシャツの専門店です。メンズシャツ、ネクタイ、レディスブラウスなどが提供されています。

高品質ではあるものの、比較的お手頃な価格帯が設定されているので購入しやすいと思います。カジュアルなシーンで着用するよりも、ドレスシャツと言われるようなビジネスシーンやパーティー、ディナーなどのシーンで着用するシャツとしては、サイズ感もよくおすすめです。

シャツ専門店ということもあり、初心者からシャツ好きな方まで満足のいくシャツが見つかると思います。

2-3-2 ユナイテッドアローズ

大人の男性が選びやすいセレクトショップの代表格でしょう。大人っぽくベーシックで落ち着いた印象のアイテムが揃っていますので、ビジネス向け、カジュアル向け共に探しやすいはずです。

シャツも適度に細身のサイズ感が多く、イメージアップを狙いやすいサイズ感でしょう。

シャツ以外のアイテムも豊富に揃っているので、全身でもコーディネートがしやすく、シャツ以外のアイテムとも合わせてみながら、トータルコーディネートのイメージをつかみやすいお店というのも特徴でしょう。

2-3-3 オーダーメイドで作れるお店

既製品のシャツの場合、サイズでどこかを犠牲にしないと、どうしても着ることができないという体型でお悩みの方も多いと思います。シャツは、特にサイズが細かいアイテムなので、既製品だと合わなくなってしまう可能性も高いでしょう。

そんな時には、オーダーで作れるところに相談してもいいかと思います。昔ながらのオーダースーツ屋さんの場合、オーダーとは言え、ゆとりを多く取ってしまうところもあるかもしれませんので、注意が必要です。

上記のユナイテッドアローズなどのようなセレクトショップなどでも一部でオーダーを対応している店舗などもありますので、相談してみてもいいでしょう。

3.シャツをジャストサイズで着ることのメリット

シャツをジャストサイズで着ることで、どのような利点があるのでしょうか。

本文の中でも、少しずつ触れてはいますが、ここで改めてまとめておきましょう。

3-1 相手からの印象が上がる

ジャストサイズのシャツを身に着けると、自分自身ではいつもより窮屈な印象で、最初は違和感を覚えるかもしれませんが、見た目の違いは、相手から見れば一目瞭然でしょう。

シャツもジャストサイズで着た方が、見た目にもスッキリしてスマートな印象が醸し出せます。

大きすぎて野暮ったい、だらしなくて実年齢よりも上に見えてしまうようなことがなくなり、ピシッとビジネススタイルも決まって、頼りがいのある大人の男性としてイメージアップするはずです。職場の女性からの印象アップも期待ができるでしょう。

3-2 自分の着心地もよく、気分も上がる

私たちが、これまでに多くの男性にコーディネートをさせて頂いた経験の中でも、「シャツはゆとりがある方が楽」、「窮屈で動きにくい」と言った声をお聞きすることもありました。

年齢でも多少左右されるところはあるのですが、ジャストサイズとは「パーツごとに最低限のゆとり量を持ちつつ、必要以上にゆとりを出さない」ということで、ご自身の体にフィットしながらも、きちんと動きやすいためのゆとり量も考えられてはいます。

今までに大きめのサイズに慣れてしまっていると、初めこそ、以前との比較で窮屈に感じられるかもしれませんが、ジャストサイズのサイズ感になれてくると「フィット感があって、シャキっと気持ちが引き締まります」というお声に変わってくることも少なくありません。

さらに、ジャストサイズのシャツを着ていることで、仕事上でお会いする方から褒められたり、女性から好印象だったという経験を積むことで、自信にもつながり、そのシャツを着ることに対する不安なども無くなるので、気分も上がっていくということも期待できるはずです。

4.カジュアルシャツの場合は、着丈に注意しよう

カジュアルシャツ
ビジネスで使うドレスシャツとは別に、プライベートシーンで使うようなカジュアルシャツの場合だと、少し導き方が変わってくることがあります。

例えば、春や夏などの暖かい時季などは、シャツ1枚で裾をパンツの外に出して羽織るようにシャツを着る男性は多いはずです。

その時、例えば細身のシャツだったとしても、仕事で使っているシャツと同じ感覚で、着丈の長いものを選んでしまうと、一気に野暮ったさが出てしまいますので注意が必要です。

横幅は、これまでお伝えした、ビジネスシーンで着るシャツと同様の考え方で大丈夫なのですが、休日などに着るカジュアルなシャツの場合は、着丈を短くすることが必要です。

ジャストサイズの目安としては、ベルトの下から股下部分の真ん中からやや長めくらいまでの範囲となります。

カジュアルシャツジャストサイズ

後ろから見ると、おしりの半分くらいの位置からやや上までとなります。

着丈を短くするので、パンツの中にインした時に、パンツからはみ出しやすいというのもあるかと思いますが、着丈が長いシャツの裾を外に出して着るととてもだらしない印象にも見られかねません。

シャツの裾を外に出して着る場合には、参考にして頂くとカジュアルシーンでもスッキリ見せることができるでしょう。

シャツの裾を出すかどうかを着丈との関係から説明している以下の記事も、参考にしてみてください。
シャツのベストな着丈をロジカルに解決!【裾の出し入れガイド付】

5. まとめ

いかがでしたでしょうか。

毎日着ることが多いシャツですので、普段は何気なく着ている方も少なくないと思いますが、ジャストサイズで着ることを覚えると、見た目の印象や、着心地がよくなり、シャキっとした気持ちにもなるはずです。

サイズを見極める上でポイントとなる項目が多いと感じた方もいらっしゃるかもしれません。

採寸については他の方に手伝って頂く必要性があるかもしれませんが、一度測ってしまえば、体型が変わらない限り、ずっとそのサイズデータを使うことができます。消耗品にも近いシャツを買い替える際にも、頭を悩ませることは少なくなるでしょう。

今回お伝えをした通りに、順序立てて一つずつ押さえていけば決して難しくはありません。

ぜひ一度、あなたの体にぴったりフィットしたジャストサイズのシャツに身を包んで、周りの反応の違いを味わってみて頂ければと思います。

きっと、あなたの気持ちや仕事に向かう姿勢にもプラスの変化がもたらされることでしょう。

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