シャツのインナーはこう選ぶ!ビジネス・プライベート別に徹底解説

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季節やシーンを問わず襟付きのシャツを着る男性は多いです。

ビジネスシーンやお休みのカジュアルシーンにも幅広く使えて便利なシャツですが、実際、何を合せたら正解か?質問されると困る方が多いのではないでしょうか。

私たちは10年以上に渡って男性専門にファッションコーディネートサービスを提供していますが、弊社サロンにお越しになるお客様からも以下のようなお悩みを良く聞きます。

「仕事中にワイシャツから下着が透けるのが嫌…でも改善策がわからない」
「休みの日にシャツとTシャツをインナーに合わせるけど、何かしっくりこない…」

このようなお悩みを解消するために、今まで1万人以上の男性の服装に携わってきたサロンで働いている現役スタイリストが、ON・OFFで着るシャツのインナー選び方からコーディネートの仕方まで、写真を使いながらわかり易くお伝えします。

ふだんから接する機会が多いシャツだからこそ、周りからも違和感なく見えるようにしっかり印象をあげておきたいものですね。

この記事を通じて、今まで洋服選びに自信が無かった方も安心して選んで着こなすことが出来る様にサポートしていきます。

1.シャツに合わせるインナーの基本

この手のお悩みについての質問として「そもそも、シャツの中に肌着やTシャツは合わせた方が良いのでしょうか?」という内容は非常に多いです。

結論から申し上げると「基本的にインナーは着るようにしてください」と、私はお答えするようにしています。

ファッションの一環として、インナーを着ずに前開きの襟シャツのボタンを上から2~3つ開けて、胸元を見せるような着こなしはありますが、上級者向けの着こなしと言えます。

これからオシャレを勉強しようとする方であれば、先ずはインナーを合せる着こなしから覚えていくことをお勧めします。

それでは、ビジネスシーン・カジュアルシーンそれぞれの場面で着るべきインナーのご紹介とその理由についてお伝えしていきます。

1-1 ビジネスシーン

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高温多湿の日本においては汗をかいた時にワイシャツに張り付き、見た目としても相手へ不快な思いをさせてしまう理由から、ワイシャツの下にインナー(肌着)を着ることが鉄則となっているのです。

元々下着の位置づけであるシャツからインナーが透けてしまうのはご法度と言えますので、「透けにくい濃い色」「ロゴやグラフィックのない無地」の肌着を選ぶようにしましょう。

そして、シャツの襟元や袖口からインナーが見えてしまうのを不快に感じる方はいるので避けなければいけません。

【選ぶべきインナーの2つのポイント!】
・シャツが透けにくい色・無地のインナーを選ぼう
・シャツを着た時に見えないデザインのインナーを選ぼう

1-2 カジュアルシーン

カジュアルシーンでの着方は「シャツの裾を外に出す(羽織りスタイル)」か、「シャツの裾をズボンの中に入れるか」の2種類に分かれます。

そして、羽織スタイルのあるカジュアルシーンこそシャツを着こなすのが、より難しいと言えます。

1-2-1 シャツの裾を外に出す(羽織りスタイル)際のインナー

難しい理由の一つとしてシャツの着丈の長さがありますが、シャツの裾を外に出す場合には中に着るTシャツとの着丈のバランスが非常に重要になります。

いかに上に羽織るシャツの裾がちょうど良い丈でも、中に着るTシャツの裾が長すぎれば、一気にバランスが悪くなります。中に着るTシャツの裾がシャツよりも長くなると、何とも言えずだらしなくなるのです。

シャツのインナー10
シャツの裾からTシャツが見えない着こなしの場合、大人っぽくスッキリとした印象になります。

またTシャツとシャツのコーディネートが合っていないといけませんので、「派手なロゴや過度なグラフィックデザインは避け」て「シロ」もしくは落ち着いた「濃い色」のTシャツを選ぶようにしましょう。

シャツのインナー10
チェックのシャツに大きいロゴが入ったTシャツはチグハグな感じになります。

さらに羽織りスタイルの場合は、「前の釦を留めて着る」スタイルと「前の釦を開けて着る」スタイルに分かれます。

特に、「前の釦を空けて着る」場合には、Tシャツの見える範囲が広がるため「素材」にも気を付ける必要が有ります。

最近では機能性を持合わせたポリエステルなどを含んだ混紡繊維のTシャツも増えましたが、ツヤツヤした見え方が対面した相手に下着感をかんじさせるため、天然繊維の「綿素材」がお勧めです。

これから洋服に気を使おうと思っている方は、プライベートでも前を開けずに釦を留めて着ることでシャツとインナーの組み合わせを考えずに済みます。

【選ぶべき3つのポイント!】
・Tシャツの裾の長さが、シャツよりも短いものを選ぼう
・色柄は派手なものを避けて、無地の濃い色を選ぼう
・テカテカした合繊素材を避けて、天然繊維の綿を選ぼう

シャツの選び方について興味がある方は、別記事【基本3つを押さえるだけでマスター!自分に合ったワイシャツの選び方】を参考にしてみて下さい。

1-2-2 シャツの裾をズボンの中に入れる際のインナー

この場合、私たちがお勧めするインナーの選び方は総じて「ビジネスシーン」と一緒です。

シャツのインナー3
カジュアル上級者向けの着方として、差し色を使った「あえてインナーを見せる」方法も有りますが、組み合わせを間違えた結果、印象が悪くなってしまうケースもありますので先ずは避けましょう。

【選ぶべき2つのポイント!】
・シャツが透けにくい色・無地のインナーを選ぼう
・シャツを着た時に見えないデザインのインナーを選ぼう

手始めにビジネスシーン・カジュアルシーンにおけるシャツとインナーの着方について、ポイントを抽出しながら説明しました。

次の章では最適なインナーの選び方をより細かくお伝えしたいと思います。

2.最適なインナーの選び方

2-1 色

明るい色から濃い色までお店で展開するカラーは様々です。
シーン別に適切なカラーはどれか?ご紹介していきます。

2-1-1 ビジネスシーン

解決策は「ベージュ」の肌着を着ることです。

シャツのインナー4
肌の色に近しい同系色のベージュの肌着なら、シャツ越しに見ても分かりづらいからです。

インナーを取り扱うお店の中でもとりわけ「シロ」を展開しているお店は多く、実際にビジネスシーンで着用される男性も多いかともいますが、シロのシャツと合わせるのはNGです。

薄い色のシャツ(シロ・淡いブルー・淡いピンク)や生地の薄いシャツを着ると、シャツの二の腕部分に肌着の袖口のラインがくっきりと出てしまいます。

【気を付けるべき色】
・薄い色のシャツにシロのインナーは透けて見えるので避けよう

【取り入れるべき色】
・肌の色に近いベージュのインナーが◎

2-1-2 カジュアルシーン

「シャツのボタンを全開にした」スタイルと「シャツのボタンを閉めた」スタイルをご紹介しましたが、選ぶべきカラーは基本的に同じです。

色や柄は「無地」で、シロは爽やかな印象になりますし、ネイビーやクロ、グレーなどの「濃い色」を選ぶと大人っぽく見えてコーディネートの幅も広がります

もしロゴやグラフィックが描かれたTシャツを着る場合は、出来るだけ面積の小さい(主張の少ない)ものを選ぶことをお勧めします。

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【取り入れるべき色柄】
・シロは爽やかな印象に
・濃い色(ネイビー、クロ、グレー)は大人っぽい印象に
・ロゴ入り、グラフィック入りTシャツの場合は出来るだけ範囲が小さいものを選ぼう

2-2 襟別の種類

襟元も意識してみると色々と種類があります。
Vネック、クルーネック、Uネックなどそれぞれの特徴を織り交ぜながら最適なインナーをご紹介します。

2-2-1 ビジネスシーン

ビジネスシーンで着るインナーは下着として扱われるため見える事はNGとなりますので、解決策としては「Vネック」もしくは「Uネック」のインナーを着ることです。

特に気を付けたいのがクールビズを導入している会社の場合、ネクタイを締めず、釦を1個外すと胸元にVゾーンができます。

丸首(クルーネック)を着ていると、そこから丸見えになってしまいますので、「Vネック」や「Uネック」のインナーを選ぶことによって胸元のVゾーンから肌着がのぞくことは無くなります。

シャツのインナー5

【気を付けるべき襟の種類】
・丸首(クルーネック)は避けよう

【取り入れるべき襟の種類】
・Vネック、Uネックを選ぼう

2-2-2 カジュアルシーン

「前の釦を留めて着る」場合は、ビジネスシーンと同じ選び方で大丈夫です。

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Vゾーンからインナーが見えないとスッキリした印象になります。

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Vゾーンからインナーが見えると野暮ったく見えてしまいます。

「前の釦を開けて着る」場合は、シャツの釦を全開にするので襟元の種類は選びません。

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丸首を選ぶと胸元が落ち着くことで柔らかい印象になります。

【気を付けるべき襟の種類】
・「前の釦を留めて着る」場合は、丸首(クルーネック)は避けよう

【取り入れるべき襟の種類】
・「前の釦を留めて着る」場合は、Vネック、Uネックを選ぼう
・「前の釦を開けて着る」場合は、襟元は気にしなくてOK

2-3 袖別の種類

袖の種類も多数あるので注意が必要です。
代表的なもので半袖・長袖・7分丈・9分丈、フルレングス、タンクトップ、ノースリーブがありますが、ビジネスシーンもカジュアルシーンいずれも同じ考え方で大丈夫です。

夏以外は長袖のシャツを着る機会が多いのですが、基本的に袖からインナーが見えるのはNGです。
フルレングスだと先が出てしまう可能性があるため、冬場でも9分丈までに留めておくのが無難です。

タンクトップやノースリーブは肌に生地が当たる範囲が少ない、夏場に涼しいという機能性や着心地の観点から選ばれる方もいますが、肌と触れる面積が狭いぶん汗染みがシャツにつきやすくインナーの線が目立ちやすいデメリットがありますので、見た目の印象を考えるのであればお勧めはしません。

【気を付けるべき袖の種類】
・フルレングスはシャツの袖先から出ないか確認、9分丈までがお勧め
・タンクトップ・ノースリーブは避けよう

【取り入れるべき襟の種類】
・半袖、7分丈、9分丈が◎

3.おすすめブランド2選

選び方は分かったものの買う場所がわからない…
そんな方のために、選ぶべきアイテムが購入できるブランドやお店をご紹介します。

3-1 UNIQLO(ユニクロ)

言わずと知れた日本を代表するカジュアル衣料量販店です。
全国各地の路面店や駅ビルなどにショップがあるので気軽に寄れて安く買えるのがポイントです。

機能面で特徴のある「ヒートテック」や「エアリズム」が有名ですし、用途によって使い分けが効く様々なインナーがおいてあるので、場面に応じて使い分けをすることが可能です。
価格帯は1,000円~3,000円と良心的なのも魅力的と言えるでしょう。

3-2 GUNZE(グンゼ)

男性下着と言えば、グンゼを思い浮かべる方も多いぐらい有名なブランドです。

下着専門で扱っていることも有り、ビジネスシーンで皆さんが困っている点(着ている様に見えない・下着がのぞかないなど)をしっかりとケアしてくれているアイテムが多く展開されているのもうれしい限りです。

高品質ラインのSEEKは¥3,000~¥6,000と下着としては割高ですが、日本製の上質素材を謳った着心地の良いアイテムを取り揃えています。

オンラインショップ以外にも主に百貨店で取り扱われています。

4.まとめ

如何でしたでしょうか。
休日にどんな私服を着るかというのは、ビジネスマンにとって大きな課題といえるでしょう。

みなさんビジネスシーンでは、使うアイテムがある程度決まっていると言えます。スーツや会社既定の制服などが多いでしょうし、クールビズ期間でもYシャツにスラックスかチノパンを選ぶなど、規定さえあればパターン通りに着こなすことで大きく間違える事はありません。

けれども私服となると、途端に着るものや組み合わせの選択肢が広がってしまいます。その中から正解を選ぶというのはたしかに至難の業といえるでしょう。

今回の記事では、シャツの中に合わせるインナーの選び方をシーン別にお伝えしました。

それぞれのシーンでの正しいコーディネートを読んで見て知っていただくことで、ご自身でもちゃんと選べるようになれたら幸いです。

その結果、どのような場面でも臆することなく自信を持ってシャツのコーディネートを楽しむことが出来るでしょう。

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