パーソナルスタイリストとは?仕事、サービス、種類をプロが徹底解説

パーソナルスタイリストイメージ

パーソナルスタイリストとは聞いたことがあるけれど、実際にどのような人なのかわからないことも多いのではないでしょうか?

パーソナルスタイリストとは、個人向けにスタイリングサービスを提供する人のことを言います。パーソナルスタイリストが提供するサービスを受けて、簡単にイメージアップをすることも可能です。

実はパーソナルスタイリストになるには、医師や弁護士のような公的な資格は必要ないため、誰でも名乗ることができます。また、現代用語の基礎知識にも掲載されていて、一般に広く使われる用語となっています。

グーグルで「パーソナルスタイリスト」と検索すると、150万件以上も検索結果が出てきます。その中から、自分に合ったパーソナルスタイリストに依頼をするのは、宝探しのようなものです。

パーソナルスタイリストとして、10年以上の経験を持ち、1万人以上の顧客を持つ筆者が自らの経験を踏まえ、パーソナルスタイリストの仕事について解説します。パーソナルスタイリストを正確に理解して、最適なサービスを利用できるようになるための情報をお伝えします。

また、特に、女性からのイメージを上げたい男性がパーソナルスタイリストに依頼するメリットや選び方についてもまとめています。

「自分なんかがパーソナルスタイリストを利用してもいいのかな・・・」と思った際には、ぜひ参考にしてみてください。

1.パーソナルスタイリストとは

1-1 パーソナルスタイリストの定義

パーソナルスタイリストとは、わかりやすく一言で言うと、「一般個人向けにスタイリングサービスを提供する人」のことです。

誰かからの印象をアップしたい時に、自分でするのは難しく、最短で最適なコーディネートを手に入れたい場合にはパーソナルスタイリストに依頼するのがおすすめです。

「スタイリスト」と聞くと、テレビや雑誌などのメディアに登場する著名人やモデルを対象に、ファッションスタイリングによって効果的な演出をする人を想像する方がほとんどだと思います。

しかし、最近では、一般の方を対象に洋服選びやコーディネート、着こなしのアドバイスを行うスタイリストが活躍する場も増えています。人々のライフスタイルが多様化し、世の中にさまざまな物や情報があふれる中で、本当に自分に合った服装を知りたいというニーズが高まってきていることが背景にあると考えられます。

1-2 おすすめは「ファッション業界で接客の経験がある」パーソナルスタイリスト

ファッション業界イメージ
先に書いたように、パーソナルスタイリストと名乗るのには公的な資格が必要ないため、それぞれのパーソナルスタイリストがどのようなスキルを持っているのかを確認するのは、なかなか困難です。パーソナルスタイリストといっても、その経歴や経験はかなり様々なのが実情です。

確かなスキルがあるパーソナルスタイリストかどうかを判断するときに重要なのが、「経歴」を確認することです。そして、その「経歴」について、2つの観点から確認する必要があります。

まずは、「ファッション業界経験者かどうか」です。パーソナルスタイリストの主な経歴としては、例えば以下のようなものが挙げられます。

<ファッション業界経験者>
・アパレルの販売員
・雑誌等のスタイリスト  など

<ファッション業界以外の経験者>
・英会話教師
・マナー講師
・主婦      など

このように様々な経験をお持ちの方がいますが、ファッション業界経験者は、元々ファッションが大好きで、一貫してファッション業界で仕事をしている人が多いです。この、パーソナルスタイリスト自身がファッションを好きかどうかが大きなポイントの一つだと考えます。ファッションが好きであれば、四六時中ファッションのことを考えているため、より専門知識がつきやすくなります。

次に重要なのが、「小売業等で実際にお客様と接していた経験があるかどうか」ということです。

ファッション業界経験者のようなファッションが大好きな方の場合、どうしても自分の主張が強くなりやすくなります。

しかし、自分のセンスを認めてもらいたいという気持ちが強すぎると、パーソナルスタイリストとしてはいいサービスが提供出来ないと考えています。

お客様の立場に立って、そのお客様のニーズに合ったコーディネート提案をできる人が、いいパーソナルスタイリストと言えます。ただ単にパーソナルスタイリスト自身がセンスがいいと思う提案をされても、それがそのお客様にとって最適なコーディネートであるとは限りません。もし、小売業等でお客様と接した経験があれば、お客様の要望を理解することの大切さが理解しやすくなります。

例えば、販売スタッフ、バイヤーなどは店舗で接客することも多いので、お客様の要望を理解することに慣れている人が多いです。一方で、雑誌のスタイリスト、デザイナーなどは、実際にお客様と接することが少ないため、お客様の要望を直接理解する頻度は少なくなります。

以上から、おすすめのパーソナルスタイリストは、ファッションが好き(=ファッション業界経験者)で、かつ、お客様の立場に立って考えられる人(=接客経験者)と言えます。

2.パーソナルスタイリストサービスについて

2-1 パーソナルスタイリストサービスとは

パーソナルスタイリストが提供する、「一般個人向けに洋服選びやコーディネート、着こなしのアドバイス等をするサービス」をパーソナルスタイリストサービスと言います。

ビジネスやプライベートなど、そのお客様が印象を上げたいシーンに合わせて、ファッションのプロが、洋服選びのポイントを押さえつつ全身のバランスを考えたトータルコーディネートをすると、がらっと印象を変えることができます。

パーソナルスタイリストサービスを利用した方のbefore ・ afterの一例が以下です。

ビフォーアフター写真

全身を体型にフィットしたサイズ感にして、ジャケットを使ったコーディネートにすることで、大人っぽく、洗練された印象になったのがお分かり頂けるでしょう。

パーソナルスタイリストサービスの具体的な内容については、提供者のパーソナルスタイリストによって様々ではありますが、サービスの提供方法によって大きく2つに分類することができます。

① サロン型
② 同行ショッピング型

以下で、それぞれについて詳しく説明します。

2-1-1 「サロン型」のパーソナルスタイリストサービス

専用サロンでヒアリングや採寸を行い、そのデータをもとに、後日スタイリストが最適なアイテムを用意するのが特徴です。

お客様は、用意したアイテムの中で気に入った物を購入することができます。

「サロン型」の場合、スタイリストと一緒にお店を回る必要がないので、買い物が苦手だったり、好きではない方に最適です。時間をかけずに、結果を最短ルートで得たいという方に向いています。

2-1-2 「同行ショッピング型」のパーソナルスタイリストサービス

ヒアリングはカフェなどで行い、その後、スタイリストと一緒に買い物に同行しながら洋服を選んでもらうのが特徴です。

色々なお店やブランドを見て回ることができたり、アドバイスを受けながら、買い物をしている時間を楽しむことができるのがメリットです。

ただし、特に男性は、一緒にお店を回りながらアドバイスを受けることを恥ずかしく思う方も少なくありません。男性が同行ショッピング型のサービスを選ぶ際には、この点に注意が必要です。

2-1-3 男性には、サロン型がオススメ

パーソナルスタイリストとしての長年の経験から断言できるのは、男性の場合、一緒にお店を回る「同行ショッピング型」ではなく、一カ所で完結できる「サロン型」がオススメということです。

先に述べた通り、男性は洋服の買い物が苦手だったり、買い物自体が好きではない方が多いので、いくつもお店を回って、何度も試着をして・・・という過程にストレスを感じる方が多いです。

実際に、「同行ショッピング型」のサービスを利用してみたけれど、「人の目は気になるし、歩き回って時間と労力はかかるし、リピートするのはちょっと・・・」というお客様にも何人もお会いしてきました。

さらに、「サロン型」の場合、事前に専用サロンで、洋服を着るシーンやどういうイメージを与えたいかなど、コーディネートの方向性を共有することに時間をかけます。その内容を基に、後日、パーソナルスタイリストが最適なアイテムを一式選んで用意してくれるので、ミスマッチが少ない上に、お客様自身も手間がかからずに楽にニーズに合った最適な服装を手に入れることができるのです。

「同行ショッピング型」のような公共のスペースでのカウンセリングでは、パーソナルな部分までを落ち着いて把握することはなかなか難しいでしょう。

毎日が仕事で忙しく、せめて休日は自分の趣味や自己投資などに時間を使いたいという男性にとっては、アウトソーシングのような位置づけで「サロン型」のサービス利用することができます。

自分は自分の得意なことや好きなことに集中して、苦手なことはプロに任せることができるという点でもオススメできます。

2-2 パーソナルスタイリストサービスはこんな人にオススメ

パーソナルスタイリストサービスは、外見のイメージを上げる必要がある人にはオススメです。

例えば、こんな悩みがある方に最適です。

・ファッションに興味がない
・年相応の服装がわからない
・似合う服装がわからない

また、「デート」「婚活」「パーティー」「同窓会」などといったプライベートシーンのほか、「大切なプレゼンテーションや商談」「異動」「昇進」といったビジネスシーンでの印象をよくしたいというニーズで利用される方が多いです。

以上から、特にオススメなのは、

①20代後半から40代の独身男性
②30代以降の経営者、士業、管理職の男性

です。

それぞれについて解説していきましょう。

<20代後半から40代の独身男性>
20代後半から40代の独身男性は、今まではあまり服に興味がなく、学生時代とあまり変わらないものを着ていた人も多いはずです。

彼らにパーソナルスタイリストがオススメな理由は、

・男性は、女性に比べるとファッションにあまり興味がない人が多い
・婚活やデートなどでは、女性からのイメージを上げる必要がある

からです。

男性はファッションにあまり興味がないので、休みの日に服を買いに行ったり、ウィンド-ショッピングを楽しむということも多くないはずです。そのため、私服は学生時代からあまり変わらない物を着ている男性は多いのではないでしょうか。

しかし、20代後半から40代になってくると、結婚を考えることが多くなるでしょう。すると、女性からのイメージを上げる必要が出てきますが、どうすればいいのかが分からないという状態に陥ります。

女性が男性に求める年齢相応の大人っぽい格好を自分自身で手に入れるのはなかなか難しいでしょう。その時に最短距離で、女性からのイメージを上げることが出来る可能性があるのが、パーソナルスタイリストサービスです。


<30代以降の経営者、士業、管理職の男性>

経営者、士業の方は、対外的に会社や組織のイメージとなる場合が多く、社内でも部下の前で話すことも多いでしょう。

また、経営者同士の付き合いなども増え、会食で様々な飲食店に行くことも多いはずです。
そのため、人からの印象を上げる必要がある場面が多いはずです。

しかし、忙しい人も多く、自分で買い物に行く時間が取れなかったり、買い物に行っても効率よくイメージの上がる服が探せないといった悩みがあるでしょう。

仕事の場合は、専門外のものは、アウトソーシングをするなど、効率的に仕事を進めていくはずです。

ウェブが弱い場合は、外部のウェブコンサルティング会社に依頼をしたり、広告については、広告代理店に依頼をするように、服については、パーソナルスタイリストサービスを利用するのがオススメです。

2-3 所要時間と料金の目安

パーソナルスタイリストに依頼をした際の料金形態は様々です。ホームページなどで事前に確認して、不明点があれば問い合わせをしてみましょう。

以下に、「同行ショッピング型」と「サロン型」それぞれの所要時間と料金の目安をまとめます。

<同行ショッピング型>
「同行ショッピング型」の場合、パーソナルスタイリストに依頼をする際の料金の目安は、1時間1万円~2万円位です。

初めて利用する際は、3時間から5時間程かかることが多くなります。また、延長料金もほとんどの所はかかってくるので、事前に確認をして下さい。

それ以外に、洋服代金がかかってきます。こちらは、どこで買い物をするか、何点揃えるかによって変わってきます。

一緒に行くショップは、セレクトショップやデパートが多くなります。

<サロン型>
「サロン型」については、初めて利用する際は、90分で5000円から2万円位かかることが多いです。延長料金はかからない所もありますので事前に確認をしてみて下さい。

それ以外に、洋服代金がかかってきます。こちらもどこで買い物をするか、何点揃えるかによって変わってきます。「サロン型」はお店に一緒に行くことはなく、揃えてくれるので、事前に予算感のすり合わせを細かくやってくれます。

揃える服などは、セレクトショップやデパートなどが多くなります。

サービス料金については、圧倒的に「サロン型」の方が安いことが多いです。「同行ショッピング型」は、服を買っても買わなくてもサービス料金が高額になるので注意が必要です。

「サロン型」の場合、服などを購入するかどうかは、初回のサービスを受けてから決めればいいので、まずはサービス料金があまりかからない「サロン型」で初回サービスを受けてから、どこで購入するかを考えてみることをオススメします。

3.パーソナルスタイリストに依頼するメリット

パーソナルスタイリストに依頼をするメリットは、「最短で相手からのイメージを上げることができる」ということです。

ファッションに興味のない男性は特にメリットがあります。

自分でやると「どのお店に行っていいかわからない」「お店で何を買えばいいかわからない」「買った服が自分に合っているかわからない」などといった悩みがついてまわるはずです。

最適なパーソナルスタイリストに頼めば、そんな悩みもなくなります。

以下に、パーソナルスタイリストに依頼をされる方が多い、「婚活中の男性」と「経営者」の方の、実際に依頼をされてどのように変わられたかという、2つの事例をご紹介しましょう。

3-1 婚活中のAさんのケース 

お見合いがなかなか進まず悩んでいたAさん。何となく服装に原因があると思いつつも、ファッションにはあまり興味なく、プロに依頼することに。そこで大人っぽい服装を手に入れてからは、スムーズに進むようになり、自分にも自信が持てるようになりました。

婚活ビフォーアフター
サイズの大きいシャツとズボンで年齢よりも若く見えてしまう印象がありましたが、ジャストサイズのジャケットスタイルにすることで、大人っぽい頼りがいのある着こなしになっています。

<Aさんの体験談>
婚活中でしたが、お見合いがなかなかうまくいかずに悩んでいました。服装にも原因があるのではないかと薄々気付いてはいたのですが、ショップで買い物をするのが苦手でなかなか行動できませんでした。もう、自分ではどうにもならなそうだったので、プロに頼んだ方が良いかもしれないと思うようになりました。

パーソナルスタイリストサービスを利用しても、どんな服装になるのか不安でしたが、実際サービスを受けてみると、そんな不安は不要でした。サイズもぴったりで、派手でも地味でもない、さりげなく大人っぽい服装を提案してもらって、そこからは、自分に自信を持ってデートに臨むことができるようになりました。お見合いの後に、次のデートにも次第につながるようになり、見た目でこれだけ変わるんだということに本当に驚きました。

ファッションに対するイメージが変わりました。外見がこれまでにも大事だったとは、服装を変えてみて初めてわかりました。

3-2 経営者のBさんのケース

インドネシアから帰国後、日本でのビジネススタイルを一式依頼されました。日々、仕事で多忙なため、自分が苦手な服装のことはプロに任せたいと思い、パーソナルスタイリストに依頼。自分は仕事に集中できて、かつ、服装は、少ない枚数でも悩むことなく着回しできるように。仕事にもさらに前向きに取り組めるようになりました。

経営者ビフォーアフター
カジュアルでラフなスタイルが多かったBさん。かっちりとした印象のジャケパンスタイルやプライベートで使えるレザージャケットを手に入れることで、頼りがいのあるしっかりした印象になりました。オンオフで着回せるアイテムもできて、効率的な着回しが実現しています。

<Bさんの体験談>
仕事でインドネシアに約9年いて、Tシャツ・短パン・サンダルというかなりラフな格好で過ごしていました。帰国してからはスーツを着る必要があり、どうせ揃えるならプロにお願いしたいと思い、パーソナルスタイリストに依頼することにしました。

体型的にサイズ選びが難しく、昔から自分で買い物をすると失敗することが多く、かなりの金額を洋服に費やしてしまうこともありました。

毎日仕事で忙しいため、私は仕事に集中して、洋服などはプロに任せたいという思いがありました。そういった悩みや要望も、当日のカウンセリングでしっかり共有してもらい、後日、スーツスタイルとカジュアルシーンでも着回せるパンツとのジャケットスタイルなどを提案して頂きました。限られた着数で、毎日悩むことなく何通りもの着回しができるようになって、今はとても楽です。

揃えた服装に身を包むようになり、仕事で会う方から服装をほめて頂く機会が増えると同時に、商談での成果も目に見えてよくなったのは正直驚きです。さらには、自分に自信が持てるようになったことで、より前向きにいろいろなことに挑戦していきたいという精神面での変化も感じられるようになりました。

この2つの事例のように、服は変えるだけで、会う相手からの印象をガラッと変えることができます。特に、女性に与えるイメージの変化は分かりやすく、本当に一瞬でよくなります。

婚活やデートなど、大事な場面でのイメージを上げることができれば、その後の人生が大きく変わることもあるはずです。

ビジネスやプライベートで同じような悩みやニーズをお持ちの方は、パーソナルスタイリストに依頼してみることも一つの手でしょう。

4.女性からの印象を上げるパーソナルスタイリスト選びの手順

デートイメージ

多くのパーソナルスタイリストがいる中で、誰に依頼をするのかは悩むところでしょう。

最適なパーソナルスタイリスト選びの手順についてはポイントがいくつかありますので、紹介をしていきます。

特に、「女性からの印象を上げたい」男性がパーソナルスタイリストを選ぶ際に注意すべき点を合わせて説明していきます。

4-1 各サービスの顧客層を確認しよう

まずは、ホームページに載っている顧客層を確認しましょう。

顧客層のポイントは、

・性別
・年齢層
・職業、役職

です。

【性別】
性別については「男性専門」「女性専門」「男女OK」の3つのタイプがあります。

男性の場合には、男性専門がオススメです。

男女のファッションは、かなり違いが大きくあります。女性の場合は、デザインや色の種類が豊富にあります。例えば、スカートは長さが色々あったり、ワンピースなど男性にはない洋服もあります。

男性の場合は、デザインが女性ほど多くはないため、サイズの重要性が高まります。また、スーツを着る頻度も高いなど、女性との違いが多くあります。

そのため、実は大手セレクトショップやデパート等では、バイヤーや販売担当者は、メンズ担当とレディース担当で分かれていることがほとんどです。

私もファッション業界に長くいますが、男女のファッションの違いはかなり大きいため、男女どちらかに絞ってサービスを提供している方が、より専門性が高く、満足度の高いサービスが提供できると感じています。

【年齢層】
ホームページで顧客の年齢層を確認しましょう。

30代から40代位が多いのか、40代に特化しているのか、50代以降が多いのかなど、各パーソナルスタイリストで違いがあります。

ただ、男性の場合は、20代後半以降は50代、60代まで着る洋服の種類はそこまで大きく変わりません。
そのため、自分と同じ位の年齢層の顧客がいるのであれば、問題なくサービスを受けることができるでしょう。

20代前半の大学生までは、髪の毛の色や着る物も自由ですので、社会人の私服とは大きく異なることがあります。

あまりにも若い人が多すぎる場合には、自分と同じ位の年齢の人が使っているパーソナルスタイリストサービスを検討しましょう。

【職業・役職】
顧客の職業や役職についても各パーソナルスタイリストで特徴が出ます。

「経営者や士業専門」のパーソナルスタイリストもいます。

職業や役職では、性別が同じであれば、着る物のデザインは変わらないので、本来は、職業や役職で分けなくても、サービスは可能です。

そのため、偏った職業や役職だけの顧客を持つパーソナルスタイリストは、何が特徴かをよく見極める必要があります。

特に、経営者や士業専門のパーソナルスタイリストは、値段が高額になることもあるので事前の確認が必要です。

4-2 コーディネート事例を確認しよう

実績のあるパーソナルスタイリストならば、ホームページに必ずコーディネート事例が載っています。

各パーソナルスタイリストの違いが一番出るのが、コーディネート事例です。

コーディネート事例で確認することは、下記となります。

・コーディネート事例の数
・コーディネート事例のイメージ・テイスト

まず、コーディネート事例の数を確認しましょう。経験のあるパーソナルスタイリストであれば、多くのコーディネート事例が掲載されているはずです。

目安として、10人以上のコーディネート事例が掲載されている所がオススメです。

また、コーディネート事例を見て、自分自身が良いと思えるかがとても大事です。

雑誌に出てくる写真みたいで、自分で着るのは恥ずかしいと感じたり、若すぎる、派手すぎるなどと思う所は避けましょう。

もし、コーディネート事例を見ても、良いかどうかが判断ができない場合は、なるべくベーシックなコーディネートも取り入れている所を選ぶといいでしょう。

コーディネート事例は、パーソナルスタイリストの好みが強く出ることがあります。

パーソナルスタイリストは自分自身がファッションが好きなので、ベーシックな物よりも、よりオシャレに見える物を好む傾向があります。

一般の人が、そういう物を身につけると、やり過ぎになってしまいますので、注意をしましょう。

本来はお客様の要望にあったコーディネートを提案するのが、パーソナルスタイリストの役目だと考えていますが、自分が好きな服をお客様に提案してしまうパーソナルスタイリストもいます。

パーソナルスタイリストの写真があれば、確認をして、コーディネート事例の写真と同じテイストではないかを確認するといいでしょう。

4-3 いつからサービスを提供しているかを確認しよう

パーソナルスタイリストとは誰でも名乗れるので、かなり多くのパーソナルスタイリストが存在します。

その中から最適なパーソナルスタイリストを選ぶ方法として、いつからパーソナルスタイリストサービスを提供しているかを確認しましょう。

昔からサービスを提供しているパーソナルスタイリストは、顧客がしっかりとついている可能性が高いので、より安心して利用出来ます。

長年パーソナルスタイリストとしてこの業界を見ていますが、残念ながら多くのパーソナルスタイリストは、数年でサービスを止めてしまうことが多いです。

目安としては、10年以上サービスを提供していることが望ましいです。

5.まとめ

パーソナルスタイリストとは、一般個人向けにスタイリングサービスを提供するサービスする人です。

男性の場合、自分に合ったパーソナルスタイリストに依頼をすることができれば、「最短距離で女性からのイメージを上げること」も実現できます。

ただし、パーソナルスタイリストといっても公的な資格がないため、誰でも名乗ることができます。そのため、数多くのパーソナルスタイリストがいますので、選び方の基準をしっかりと持ち、自分に合ったパーソナルスタイリストを見つけて下さい。

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