マフラー選び方3つのポイントを押さえて女性からの印象をアップ!

マフラー選び方アイキャッチ

そろそろ朝晩は寒くなってきたし、今度のデートではマフラーを巻きたい。でも、どうやって選んだらいいんだろうな…と迷うこともありますよね。

マフラーは寒いときの防寒アイテムとして使うという男性は多いですが、うまく使うと女性からのイメージを大きく上げることができる、とても便利なアイテムです。

私は男性専門パーソナルスタイリストサービスを提供する会社の代表をしており、当社は今まで10,000人以上のお客さまにご利用頂いております。また、前職は伊勢丹メンズ館でバイヤーをしており、マフラーの買い付けも担当をしていました。

秋から冬の寒くなる時期には、弊社をご利用くださっているお客さまからもマフラーについての相談は多くあります。

5、6年前に買ったこのマフラーは今も使えるのか、仕事用のマフラーは私服の時に使っていいのか、新しくマフラーを買いたいがどのような物がいいかなど、相談内容は幅がかなり広いです。

ただ、それらはマフラーの選び方が分かればほとんど解決します。そして、そのマフラーの選び方には、実はポイントがあるのです。

このマフラーの選び方のポイントに沿って選べば、色や柄がたくさんあるマフラーの中から、誰でも簡単に女性からのイメージが上がるマフラーを手にすることができます。

ぜひ、寒さ対策としてマフラーを取り入れるだけではなく、コーディネートのアクセントとしてもマフラーを使い、女性からの印象をよくしましょう。

1.マフラーは「色」「柄」「素材」の3点に注意をして選ぼう

マフラーを選ぶポイントは「色」「柄」「素材」の3つです。私は前職のイセタンメンズ館のバイヤーだった時には年間数千本のマフラーを買い付けていましたが、実はその時にもこの3つをポイントとして選んでいました。

個人の方がマフラーを1本だけ選ぶ際にもこの3つがポイントとなりますので、ぜひ身につけて下さいね。

1-1 マフラーの色は暗い色、明るい色、差し色に分けて考えよう

マフラーの色は、「暗い色」「明るい色」「差し色」に分けて考えましょう。色の種類はかなり多くあるので、まずは3つに分類すると理解しやすくなります。

下に簡単に色の分類を説明します

【色の種類】
「暗い色」:紺や濃いグレーなど
「明るい色」:ベージュ、ライトグレーなど
「差し色」:赤、パープルなど 
      ※アクセントカラーともいい、アクセントになる色のことです

<暗い色のマフラー>

暗い色のマフラー
<明るい色のマフラー>

明るい色のマフラー
<差し色のマフラー>

差し色のマフラー
マフラー初心者は、まず暗い色のマフラーを選びましょう。紺などの暗い色は、全体のコーディネートに溶け込み、マフラーがそこまで目立たないので、マフラーをするのに慣れていない時には取り入れやすいでしょう。
また、暗い色のマフラーはかっちりと大人っぽい印象になります。

ベージュやライトグレーなどの明るい色のマフラーは、よりカジュアル感や柔らかさを出したい時に取り入れましょう。

相手の女性から見た時には、全体のコーディネートの中でも明るい色のマフラーに目がいくので、マフラーをするのに少し慣れてからがオススメです。

赤やパープルなどの差し色のマフラーは、使い方によっては、よりオシャレな雰囲気になります。差し色のマフラーが全体のコーディネートの中でも際立ち、主役になることがあります。

目立つ色でもあるので、女性から印象を上げるには、全体のコーディネートとのバランスを考える必要もあります。マフラーの選び方の難易度は上がるので、暗い色と明るい色でマフラーをするのに慣れてから取り入れるのがいいでしょう。

1本で2本分以上に使える、リバーシブルのマフラーがオススメ

数は少ないですが、リバーシブルになっていて、表と裏で色が違うマフラーもあります。このリバーシブルのマフラーは片面ずつで印象をかえることができるので、とても便利です。また、巻き方を少しだけ工夫するだけで、2つの色が見えるようになり、よりオシャレな印象になります。

 

リバーシブルマフラー①

 

リバーシブルマフラー②
色の組み合わせは色々とありますが、片面がネイビーや濃いグレーなどの濃い色、片面がベージュやライトグレーなどの明るい色になっているマフラーがオススメです。

1-2 柄は無地を選ぼう

マフラーの柄にはチェックやストライプなど色々とありますが、まずは無地を選びましょう。無地は他の服との合わせもしやすく、マフラーだけが変に目立ってしまうこともありません。

無地のマフラーは大人っぽい印象にもなるので、女性からの印象をうまく上げることができます。

無地のマフラーは、スーツの時に使うマフラーっぽくて私服では選ばない、という男性も多いかもしれませんが、2章で説明をするポイントをおさえれば、無地でもスーツ専用のマフラーに見えなくなります。

チェックやストライプなどのマフラーも多くあり、上手く使えば女性からの印象を上げることもできますが、他の服との合わせを考える必要があるので、上級者向きです。

まずは、無地のマフラーを選びましょう。

1-3 素材はチクチクしないウールかカシミヤがオススメ

マフラーの素材はウール、カシミヤ、アクリルなど色々とありますが、その中でもオススメはウールかカシミヤです。ウールやカシミヤは首元がチクチクしない物があります。

ただ、ウールの場合は、種類が色々とあり、素材の良し悪しも様々ありますので、必ず試着をしてから確認しましょう。ウールを選ぶなら、試着をしてみてチクチクしない物を選びましょう。

また、カシミヤは軽くて暖かく、チクチクしない物がほとんどですが、値段がウールよりも高い物が多いです。
デートなどここぞという場面の時には、カシミヤがオススメです。デートの最中にマフラーのチクチクが気になって、話に集中できないということも避けられるはずです。

ウールとカシミヤが混ざった素材もありますので、品質表示のタグを確認してみましょう。

簡単にウールとカシミヤの素材の特徴について説明をします。

【ウール】
原料:ヒツジの毛
特徴:暖かく保温性が高い物が多い。種類が多くあるので、肌触りは様々ある。値段が高くなるにつれて、肌触りもいい物が増える。
価格:3,000円前後から20,000円位が多い

【カシミヤ】
原料:カシミヤヤギから取れた毛
特徴:軽くて、保温性が高く暖かい、肌触りがいい
価格:生産量が少ないので、価格は高い物が多い。10,000円前後から30,000円位が多い。

<1本めは編み物のマフラーがおすすめ!>

 

マフラーには、伸びるマフラーと伸びないマフラーがあります。

 

普段は気にしないことが多いと思いますので、ぜひ家にあるマフラーを軽く引っ張ってみて下さい。
これは、「編み物」か「織り物」かの違いです。

 

「編み物」のマフラーは伸びます。編み物は糸を編んでマフラーを作っていきます。セーターも編み物の1つです。編み物のマフラーは、柔らかくカジュアルな印象になります。カジュアル用に多いですが、紺や濃いグレーなどの色は、スーツを着る時の仕事用としても兼用することができ、どの場面にも合う、使い勝手のいいマフラーです。

 

「織り物」のマフラーは伸びません。織り物は縦糸と横糸を織ってマフラーを作っていきます。シャツも多くの物が織り物です。織り物のマフラーは、かっちりとした印象になります。そのため、スーツを着る仕事用や、ジャケットを使ったかっちり目の私服の時に使うといいでしょう。

 

最初の1本を選ぶなら、編み物のマフラーがおすすめです。

2.女性からの印象を上げる、マフラーの巻き方2選

マフラーを手に入れたけど、どうやって巻けばいいのかな?自分の巻き方は合っているのかな?など、マフラーの巻き方に悩む男性は多いでしょう。弊社への相談でもマフラーの巻き方についての質問はとても多いです。

マフラーの巻き方はかなり沢山ありますが、覚えるのは2つだけで大丈夫です。その2つを説明していきましょう。

2-1 ワンループ巻き

まずはワンループ巻きです。こちらは、2つ折りにしたマフラーに輪を作り、その間にもう一方の端を入れるという巻き方です。

<ワンループ巻きのコーディネート>

ワンループ巻きコーディネート
このワンループ巻きはシンプルで簡単なので、皆さんもよくすることがあるのではないでしょうか。

ワンループ巻きは、マフラーの直線部分が多く見える巻き方になるので、かっちりとした印象になります。

なお、ワンループ巻きをした時に短く感じるマフラーは、かなり短めとなりますので、他の巻き方も難しくなります。マフラーの長さは、試着の際にワンループ巻きをして確認をしましょう。

目安は、ワンループ巻きをした時に、輪の部分から出ているマフラーの先がこぶし二つ分以上の長さがあると好ましいです。

2-2 ミラノ巻き

ミラノ巻きなんて初めて聞いたという方も多いはずです。ミラノ巻きは名前の通り、オシャレで洗練された印象になります。女性とのデートの時にちょっとオシャレに見せたいなと思った時には最適な巻き方です。

<ミラノ巻きのコーディネート>

ミラノ巻きコーディネート
<ミラノ巻きアップの写真>

ミラノ巻きアップの写真
その反面、ワンループ巻きよりも巻き方が少し難しくなるので、ほとんどの男性が実践したことはないはずです。
ただし、巻き方のコツを覚えてしまえば、誰でも簡単に巻けるようになります。

ミラノ巻きの巻き方について詳しく知りたい方はこちらもご覧ください
防寒マフラーから”モテマフラー”に!女性の気を惹く「ミラノ巻き」の作り方徹底解説

3.女性からの印象が上がる、シーン別マフラーのコーディネート

マフラーはどの服に合わせればいいのだろうかと迷うこともあるでしょう。

服のコーディネートは、デートで行く場所によってかえる必要があります。
ただ、マフラーは最強の1本を選べば、少しのポイントをおさえれば、どの服にも合わせることができ、女性からの印象を上げることができるとても便利なアイテムです。

シーン別のコーディネートにマフラーを合わせる時のポイントをお伝えしましょう。

3-1 オシャレなレストランに行く時のコーディネート

都心部でのオシャレなレストランでのデートの時は、ジャケットを使った大人っぽいコーディネートがよく合います。ジャケットを使ったコーディネートでもマフラーをうまく使うと、寒さ対策だけでなく、女性からのイメージをより上げることが出来ます。

ジャケットを使ったコーディネートは、ワンループ巻きとの相性がいいです。ジャケットはかっちりとした印象になるので、直線部分が多くかっちりと見えるワンループ巻きはよく合います。

ジャケットにワンループ巻

3-2 遊園地、水族館などに行く時のコーディネート

遊園地や水族館でのデートでは、ジャケットスタイルではなく、大人っぽく動きやすいコーディネートを選ぶといいでしょう。

その際に選ぶようなカジュアルなコートは、ミラノ巻きとの相性がいいです。カジュアルな印象になるコーディネートには、曲線が多く柔らかい印象のミラノ巻きがよく合います。

コートにミラノ巻きコーディネート

4.NGなマフラーの特徴3選

マフラーは女性からの印象を上げることができる、とても便利なアイテムですが、選び方や使い方を間違ってしまうと、かえって印象を悪くしてしまいます。そこで、女性からの印象を悪くしてしまうマフラーの特徴を説明します。

5、6年前に買った家にあるマフラーをしてみようかなと思った時には、当てはまっていないかどうかよく確認してみて下さい。

4-1 色や柄が派手すぎるマフラー

黄色やオレンジなどインパクトの強い色のマフラーは、マフラーだけが目立ってしまい、他の服との合わせが難しくなります。

また、インパクトの強い大き目のチェック柄やかなり多くの色が入ったストライプ柄も他の服との合わせが難しいので避けましょう。

4-2 素材が厚手すぎるマフラー

素材が厚すぎるマフラーは、巻いた時に首元のボリュームが出過ぎてしまいます。その首元のボリュームを考えて服のコーディネートをする必要があるので、上級者向きのマフラーになります。

素材が厚手すぎて、首元のボリュームが出過ぎているかは、ワンループ巻きをして鏡を見るとよく分かります。買う前にお店で確認をしましょう。

4-3 私服の時に仕事用の伸びないマフラー

スーツを着る仕事の時に使うマフラーを安易に私服で使うのは避けましょう。多くの男性は、仕事用のマフラーとして、黒など濃い色の伸びないタイプのマフラーを選んでいます。

この伸びないタイプのマフラーは、先程説明したようにかっちりとした印象になります。さらに暗い色もかっちりとした印象になるので、柔らかい印象のカジュアルコートには合わせるとチグハグな印象になり、女性からのイメージを下げてしまいます。

5.女性からのイメージを上げるマフラーを選ぶならこのお店3選

秋から冬になると、多くのお店でマフラーを見かけるようになります。そのため、女性から印象のいいマフラーはどこで選べばいいのか迷ってしまうこともあるでしょう。

スーツを中心に扱っているお店、カジュアルな服のみを扱っているお店のどちらにもマフラーはあります。

また、オンラインショップでもマフラーは多く扱っていますが、マフラーの長さと厚さの確認が出来ない所がネックになります。長さと厚さは、ワンループ巻きをすればすぐに確認できるので、初心者はお店で試着をしながら選びましょう。

ここでは、大人っぽい印象になり、女性からの印象を上げたい時にマフラーを探しやすいお店を紹介します。

5-1 トゥモローランド

渋谷、新宿、丸の内、大阪、京都、名古屋やその他大都市にあります。カジュアルスタイル、スーツスタイルの両方を揃えている店舗が多いです。

そのため、カジュアル用とスーツ用のマフラーの置き場所が違う場合があります。1本のみで兼用したい場合には、カジュアル用マフラーのベーシックな色と柄を選びましょう。

5-2 エディフィス

渋谷、新宿、丸の内などの東京都心部や、大阪、京都、名古屋などの大都市にあります。カジュアル用のマフラーには色や柄にインパクトのある、上級者向けの物もありますので、まずはベーシックな色と柄を選びましょう。

5-3 伊勢丹メンズ館

新宿にある、地下1階から8階まで全て男性向けフロアのデパートです。

品揃えの豊富さは日本最大級なので、マフラーもかなりの本数があります。マフラーは色々なフロアの沢山のブランドで取扱いがあるので、探すのはやや大変です。

初心者でも使いやすいマフラーは、カジュアル用が6F、仕事でもつかえる物は1Fに多くあります。

6.まとめ

今までは、マフラーを寒さ対策のアイテムとしか考えて来なかった男性も多いでしょう。しかし、ご覧いただいたように、使い方次第で、女性からイメージアップするのに格好のツールにもなります。

巻き方についてもグーグルなどで検索すると膨大なパターンが出てきて混乱してしまうかもしれませんが、男性が押さえておくべき巻き方はたったの2種類です。

この記事を参考に、最適な1本の選び方や2種類の巻き方、他の服との合わせ方をマスターして、これからイベント目白押しの冬に女性からの印象アップを目指しましょう!

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