ダサいとは言わせない!この夏買うべきポロシャツと簡単着こなし術

ダサい服装のアイキャッチ画像

正直、ファッションには興味ない。
洋服なんて、自分が動きやすくて着心地がいいものなら何でもいいでしょう・・・

そんな風に思っている男性、実は少なくありません。

男性に、興味関心があるものを尋ねると、「食」や「旅行」、「車」と答える人が約80%を占め、ファッションに興味を持つ男性は16.4%というデータもあるくらいです(一方、女性はファッションに興味がある人が34.4%で約2倍!)。

さらには、洋服を買ってから手放すまでの期間について、男性の3割が「擦り切れるまで着る」というデータもあります(女性は、2、3年で買い替える人が3割)。
(出典:カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社のインターネット上での意識調査「Tアンケート」

このように、女性と男性ではファッションに対する意識がかなり異なります。

そのため、女性がいる場面に出向いてみて初めて、自分の服装のダサさに気付いて、急に恥ずかしさを感じ、それをきっかけに外に出ることさえも億劫になる、という方も少なからずいることでしょう。

でも、安心してください。

洋服に興味が持てないファッション初心者の男性でも、これからご紹介する3つのステップで服を手に入れさえすれば、簡単に、女性がいる場所でもおどおどしないで済むようになるかもしれません。

この夏こそ、一歩踏み出して、自信を取り戻してみませんか?

1.あなたの服装、なぜダサいのか?

まずは、女性から見てダサいと思われがちな服装の代表例を3パターンお見せします。

【ダサい服装1】

ダサい服装例1

【ダサい服装2】

ダサい服装例2

【ダサい服装3】

ダサい服装例3

いかがでしょうか?

身近に感じられる服装だったかもしれません。

私は、仕事柄、大手結婚相談所のアドバイザーの方々とお話をする機会がよくあります。その際に、女性会員の方が初対面の男性の服装にがっかりするポイントなども伺うことがあります。

そういった経験から、多くの女性がダサいと感じる男性の服装の特徴を挙げると、大きく以下の3つになります。

・だぼだぼでサイズが大きすぎる
・チェック柄のシャツやプリントTシャツなど、色数が多い
・色の落ちたジーンズやダメージジーンズなど、清潔感がない

中でも、最もよく聞く声が「着ている洋服のサイズが大きすぎる」ということです。

サイズの合っていない、大きすぎる洋服を着ていると、野暮ったくあか抜けない、つまりは「ダサい」印象を醸し出してしまいます。そして、ダサい服装は、子供っぽく頼りない印象にもなり、女性が男性に求める「大人っぽく頼りがいのある」印象からはかけはなれてしまいます。

2.“脱”ダサい服装の2つのカギ

では、ダサい服装にしないためには、何が必要なのでしょうか。

2章では、ダサい服装から脱却するための2つのポイントをご説明します。

2-1 ジャストサイズの洋服を着ること

ダサい服装から脱却するために一番重要なことは、「ジャストサイズ」の洋服を着るということです。

1章で挙げたように、確かに、チェック柄やプリント柄など色の多くある洋服や、色落ちしたジーンズなどの
清潔感のない服装もダサさの一因にはなります。

しかし、あまり興味の持てないファッションについて、一度に多くのことをやろうとしても、うまくはいきま
せん。

私たちは今まで1万人以上のファッション初心者男性の服装改善のお手伝いをしてきましたが、その経験から
言えるのは、「サイズさえ合っていれば、ある程度のダサさ脱却ができる」ということです。

男性は、洋服に着心地や機能性を求める方が多いため、自分が動きやすいかどうかで洋服を選びがちです。そのため、多くの方が自身の体型よりもオーバーサイズの洋服を着る傾向にあります。

ですから、サイズ選びさえ正確にできるようになれば、少なくとも、その他大勢の男性とは違う、野暮ったくない、ダサくない服装ができるようになるのです。

2-2 この夏は「ジャストサイズのポロシャツ」だけ手に入れよう

ジャストサイズの洋服を着ようと言われても、どこからどうやって手をつければいいのか・・・、頭を悩ませるところです。

そこで、この夏、まずは「ジャストサイズのポロシャツ」を手に入れましょう。

以下に、ジャストサイズのポロシャツを着たコーディネート例を2つお見せします。

ジャストサイズのポロシャツコーディネート1

ジャストサイズのポロシャツコーディネート2

ポロシャツは以下の2つの理由から、ファッション初心者男性の夏のファッションアイテムとしてはとてもおススメです。

① サイズや柄などの選択肢が少ないため、最適なものが選びやすい

ポロシャツは裾を外に出して着ることを前提としたものがほとんどで、デザインもワンポイントなどシンプルなものが多いので、Tシャツやシャツに比べると選択肢が狭くて、初心者にとっても選びやすいです。

一方で、Tシャツは、老若男女が着る服ということもあり、ぴちぴちのサイズからだぼだぼのサイズまでサイズの選択肢がかなり多いです。さらに、デザインも、プリント柄だけでもシンプルなものからキャラクターものまで幅広く、最適なものを選ぶのには一苦労です。

また、シャツも、前のボタンを開けて着るのか、閉めて着るのか、裾を出して着るのか、ズボンに入れて着るのかで身幅や着丈の選択肢が多く、なかなか最適なものを選べません。

ポロシャツは、選ぶ際に検討するべき項目が少なく、あまりファッションに興味のない男性でも、自分にとって最適なものを見つけやすいのです。

② 着て行く場所を選ばない

ポロシャツは、襟がついているため、Tシャツほどカジュアにならず、また、シャツほどかっちりもせず、程よいカジュアル感で大人っぽく着られる洋服です。そのため、出かける場所を選ばないというメリットもあります。

TPOという言葉があるように、服装は、本来行く場所に合わせて選ぶことが重要になります。

居酒屋やファミレスといったカジュアルな場所であれば、Tシャツにジーパンなどのカジュアルな服装でも問題ないですが、ちょっとお洒落なカフェやレストランであれば、襟のついた洋服など少しかっちりした服装にしておけば、周りから浮いてしまって、恥ずかしい思いをすることもありません。

その点、ポロシャツはどんな場所にでも万能で、なじみやすいという利点があるのです。

以上の理由から、まずは、夏の必勝アイテム「ポロシャツ」をジャストサイズで着ることを目指しましょう。

そして、もし、余力がある場合には、上のコーディネート写真で穿いているような「ジャストサイズのチノパン」も手に入れられると尚良しです。「チノパン」は、ジーパンよりもカジュアルにならず、ポロシャツ同様に、どんな場所にでも対応できる万能アイテムです。

ダサさ脱却をより求めるのであれば、上半身と下半身のバランスを整えることも重要です。

しかし、ジャストサイズのズボンを探すのは、かなり難易度が高くなります。そのため、まずは、上半身に着るアイテムをダサくなくする方が先決ではあります。

チノパンの選び方について知りたい方は「大人カジュアルからデートまで!チノパンの選び方をシーン別にご紹介」の記事を参考にしてみてください。

3.「ジャストサイズ」の「ポロシャツ」を手に入れる3ステップ

「ジャストサイズ」の「ポロシャツ」を手に入れるには、どうすればいいのでしょうか?

ファッションに興味のない男性は、お店で洋服を選んで購入するという行為にストレスを感じることも多いでしょう。そんな男性でも、極力ストレスが無い状態で、かつ、ダサさから脱却できる買い物ができる方法を3ステップでご紹介します。

3-1 まずは家でイメトレ

普段から、ゆとりのある大きなサイズの洋服を着慣れていると、まず、「ジャストサイズ」がどんな大きさなのか、イメージがわかないと思います。

そんな時におススメなのが、お店に出かける前のイメトレです。男性ファッションのオンラインショップなどで「ポロシャツ」のコーディネート写真を見てみましょう。

例えば、ファッション初心者にも親しみのあるユニクロのオンラインショップの場合、ユニクロのホームページで「MEN」を選択して、「トップス」の中の「ポロシャツ」のページに行ってみてください。

スクロールしていくと、モデルさんがポロシャツを着ているコーディネート写真が何枚も出てくるはずです。彼らは、自分の体型に合った、ジャストサイズのポロシャツを着ています。

ご自身が普段着ているサイズ感からすると、かなりぴちぴちのサイズを着ているように感じませんか?

実は、これが「ジャストサイズ」の洋服を着るということなのです。

この感覚値を持ち合わせていると、実際にお店に足を運んで、ジャストサイズのポロシャツ選びをする時にもかなりスムーズになるはずです。最適なサイズ選びに迷う時間を短縮でき、極力長くは居たくない、お店での滞在時間も短くできるでしょう。

<ポロシャツってどこに売っているの?ユニクロの他にもお店を知りたいという方のために> 

 

以下、ご参考までに、メンズポロシャツのおススメのブランドやお店を、ユニクロも含めてご紹介します。

 

ユニクロ
おすすめの年齢層:20代~40代
価格:1,200円~3,000円程度
特徴:老若男女が着られるベーシックで、シンプルなデザインが多く、サイズも豊富です。素材の仕入れから企画、生産、販売までを自社内で行うため、低価格である上に、品質がよい傾向にあります。

 

ビームス
おすすめの年齢層:20代~30代
価格:5,000円~10,000円程度
特徴:20代以上の男性が選びやすい、カジュアルでベーシックなアイテムをそろえたセレクトショップ。全国の主要都市にショップを構えているので、買い物しやすいという特徴もあります。

 

ラコステ
おすすめの年齢層:20代~30代
価格:15,000円程度
特徴:テニスプレイヤーであるルネ・ラコステが創立したブランドで、特にポロシャツメーカーとして有名。ややスポーティーではありますが、ベーシックなデザインや柄が多く、初心者でも選びやすい。

 

ポロラルフローレン 
おすすめの年齢層:20代~40代
価格:15,000円程度
特徴:アメリカン・トラディショナル(アメトラ)というテイストの代表格ブランド。こちらもポロシャツのメーカーとして有名。アメトラの特徴としてはサイズがやや大きめな点が挙げられます。ラルフローレンのポロシャツを選ぶ際には、「スリムフィット」というサイズを選ぶと、日本人でもジャストサイズを選びやすいです。また、大きいロゴのマークは避けて、小さいワンポイントのロゴを選びましょう。さりげなく、大人っぽい印象を作りやすいです。

 

ジョンスメドレー
おすすめの年齢層:30代~40代
価格:30,000円弱程度
特徴:イギリスの老舗ニットブランド。ポロシャツもニット素材のニットポロシャツが有名。日本人向けのサイズ感で作られた商品も出てきています。ニットポロシャツは普通の綿素材のポロシャツほどカジュアルにならず、大人っぽく落ち着いたイメージになります。ただし、ニット素材は、自宅での洗濯が難しいというデメリットがあります。

3-2 行きなれたお店に行って、試着をする

次のステップでは、実際にお店に足を運んでみましょう。

この時、お店は普段行きなれているお店を選びましょう。そもそも、あまり洋服を買いに行ったことがなけれ
ば、1度でもいいので行ったことのあるお店にしましょう。あまり行く機会のないようなオシャレなお店を選ぶ必要はありません。

ただでさえ、ストレスの大きい“洋服の買い物”なのに、行きなれていないお店になんて行ってしまえば、さ
らにストレスです。

店員さんに声をかけられたり、ましては自ら声をかけるといったことも避けたいことですよね。

お店に入ったら、ポロシャツ売り場に向かい、「普段選ぶサイズと、もうワンサイズ小さいサイズ」の2枚を手
に取ってささっと試着室へ向かいましょう。(2サイズ選ぶ理由は3-3で説明します)

この時、以下のように、柄などは入っていない「無地」で、ネイビーや濃いグレーなどの「ベーシックな落ち
着いた色」のポロシャツを選ぶのがポイントです。

無地で落ち着いた色の洋服は、大人っぽく落ち着いた印象で、洗練された雰囲気を醸し出してくれます。

【無地でベーシックな落ち着いた色のポロシャツ例】

ベーシックなポロシャツ例1

ベーシックなポロシャツ例2

そして、試着です。

この試着が、ジャストサイズのポロシャツ選びでは非常に重要です。

多くの男性が、面倒だからという理由で、試着を避けようとしますが、実際に着てみないことには、自分の体型に合ったサイズかどうかがわかりません。

また、洋服は、ブランドによって、同じMでもサイズ感が異なることがよくあります。

ですので、面倒でも試着だけはするようにしてください。

3-3 「胸・お腹・着丈」の3つだけサイズを合わせる 

最後のステップでは、試着をしながら、ジャストサイズのポロシャツを見つけていきましょう。

さきほど「普段選ぶサイズと、もうワンサイズ小さいサイズ」2枚のポロシャツを選ぶようにおススメしましたが、これがジャストサイズを見つけるときに必要になります。

普段、動きやすくてゆとりのある大きすぎるサイズを着ることに慣れていると、もうワンサイズ下のサイズのポロシャツの方がジャストサイズである可能性が高いためです。

2枚のポロシャツを着て、それぞれ、鏡の前に立ってみてください。そして、「胸・お腹・着丈」3か所のサイズをチェックしましょう。

この3か所だけを、以下の基準に従って選ぶことができれば、それがあなたにとってのジャストサイズのポロシャツです。

3-3-1 胸

【OK】

胸回りの良いサイズ
【NG】

大きすぎる胸回りサイズ
自分の胸回り+10~15cm程度のゆとりがあるとジャストサイズです。

NGの写真のように、両腕を横に拡げた際にダブついていないかが目安です。

3-3-2 お腹

【OK】

お腹回り良いサイズ
【NG】

大きすぎるお腹回りサイズ
おへそ付近のお腹回りが、自分のサイズ+10cm程度のゆとりがあるとジャストサイズです。

こちらも、胸と同様に、両腕を横に拡げた際にNG写真のようにお腹回りがダブついていないかが目安となります。お腹回りに余分なダブつきがあると、不自然な縦ジワが出来ます。

3-3-3 着丈

【OK】

良い着丈
【NG】

長すぎる着丈

ポロシャツは裾を外に出して着る方が、ダサくなくなります。ズボンの中に入れて着ると、野暮ったくおじさんぽい印象になります。

その際、着丈はズボンのベルト下あたりに収まって、お尻にかかるか、かからないかくらいの長さがベストです。お尻がすっぽりと隠れてしまうようなら、長すぎます。鏡で後ろ姿も確認するようにしましょう。

2サイズのポロシャツのうち、上記の3か所がより、ジャストサイズに近いのはどちらだったでしょうか?

ジャストサイズに近いポロシャツが分かったら、それを持ってレジに向かいましょう!

ジャストサイズのポロシャツを着た時には、いつもよりも窮屈に感じるかもしれません。しかし、自分の着心地や動きやすさばかりを優先していては、ダサさからの脱却はできません。多少は我慢してでも、「相手からどう見えるか?」という視点で考えるということが、ダサい服装から卒業するための一歩です。

4.まとめ

この夏、ダサい服装から卒業するために「ジャストサイズのポロシャツ」探しをしてみませんか?

試着の際、または、ポロシャツを手に入れた後に、それを着た状態でぜひ全身鏡を見てみてください。
ファッション初心者の男性は全身が映る姿見で自分の姿を見てみる機会がほとんどなかったかもしれません。

でも、ジャストサイズの洋服に身を包んだ姿は、これまでの自分とは少し、違って見えるはずです。

ジャストサイズの洋服を選ぶ理由、選び方を理解してその洋服を身に付けると、納得感があるため、自分に自信が持てるようになります。そして、人からも「何かいつもと違うね」と言われればしめたもの。何となく選んだものを何となく着ていた、そんな過去とは違います。

それをきっかけに、「洋服やファッションって悪くないかも・・・」なんて思えれば、もうあなたはダサい服装からは卒業です。

ファッションは決して難しいものではありません。センスも必要ありません。ビジネスなどと同じく論理的に考えれば、服装は改善できるようになります。

この機会にぜひ、チャレンジしてみてください。

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