もう「清潔感がない」とは言わせない!大人の男のモテる服装とは?

清潔感ある服装のアイキャッチ画像

20代以降の大人の女性が、お付き合いをする男性に求める条件の一つに「清潔感のある服装」が挙げられます。女性からすると、「清潔感のある服装」は最低限必要な大人のマナーのようなもの。

しかし、多くの男性にとって、この「清潔感」という言葉はあまり馴染みがないのもまた事実です。「ちゃんと毎日お風呂に入って、着た洋服は洗濯もしているのに、何がダメなの?」と、「清潔」と「清潔感」を混同してしまっているかもしれません

「清潔であること」と「清潔感があること」はちょっと、いや、かなり違うのです。
「清潔感がある服装」とはどんな服装なのでしょうか?

ここでは、女性なら誰もが男性に求める「清潔感のある服装」とは何かをメンズファッションのプロの視点から解説していきます。

これでもう「清潔感がない」とは言わせない、大人の男のモテる服装に近づくこと間違いなしです!

1.女性が男性に求める「清潔感のある服装」とは?

1-1 「清潔感のある服装」の定義

女性が男性に求める「清潔感のある服装」、それはズバリ「相手に与える印象を重視した着こなし」です。
・・・と言われても「?」な方も少なくないでしょう。

女性が男性の服装について「この人、清潔感ないな・・・」と感じるとき、大抵は次のような印象を抱いています。

・だぼだぼしていて、だらしない
・なんか野暮ったい
・シワシワ、よれよれ
・お洒落を気にしてやり過ぎてる

つまり、このような時、男性は服装に着心地などの機能性ばかりを求め、自分の着たいものを着てしまっているのです。そのため、その洋服を着ることによって相手にどんな印象を与えるのかということを無視した、「自己中心的な着こなし」になっています。

多くの男性が、自分が着ている服装によって、相手に与える印象が変化するということを意識せずに、毎日の洋服選びをする傾向にあります。

しかし、女性はメイクをしたり、痛みに堪えながらもヒールのある靴を履くなど、相手にどう映るかを意識することが習慣化しています。女性に好印象を与えるには、男性も女性の考え方に習う必要があります。

まずは、「服装によって相手に与える印象は180度違ってくる」ということを念頭に置きましょう。正解は分からずとも「相手からどう見られるか」を意識しながら洋服を選べるようになること、これが「清潔感のある服装」への最初の一歩です。

1-2 「清潔感のある服装」3選

では、具体的に「清潔感のある服装」とはどんなコーディネートなのでしょうか?ここでは、女性に人気の高い、清潔感が感じられる服装の代表例を3つお見せします。

まずは「清潔感のある服装」のイメージを何となくつかんでみてください。

ちなみに3つのコーディネートでは全てパンツはチノパンを着用しています。というのも、「清潔感」を出したいならパンツは細身のチノパンがおすすめだからです。男性は、プライベートシーンでジーパンをよく穿く方が多いですが、色落ちや加工の具合など、「清潔感」を出すためには注意すべきことが多くなってしまいます。

その点、チノパンは細身のすっきりしたサイズ感にさえ気を付ければ、清潔感のある服装にするにはとても有効です。チノパンの着こなしについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください↓

1.ジャケット×チノパンコーディネート

清潔感ある服装の代表例

女性からの人気がダントツで高いのがジャケットを使ったコーディネートです。女性はジャケットが醸し出す「大人っぽい落ち着いた」雰囲気が大好きです。これが、女性が男性に求める「頼りがい」にもつながるのでしょう。

ジャケットを着ると、かっちりとしたフォーマルな印象になりますが、パンツを綿素材のチノパンにすることによって程よいカジュアル感がでます。かっちりした服装が苦手な男性でも着やすくなります。

2.白シャツ×チノパンコーディネート

シャツとチノパンコーディネート

「清潔感」=「白シャツ」と言っていいほど、「清潔感のある服装」の代名詞的存在として「白シャツ」が挙げられます。白の「シンプル、清潔」という色のイメージから、「清潔感のある服装」として女性に人気が高いアイテムです。これに「大人っぽい落ち着いた」印象を与えるチノパンを選べば、女性が好印象を抱くこと間違いなしです。

ただし、「白」のアイテムの中でも、ポロシャツやTシャツには注意が必要です。まるで体操着のようで、スポーティーな印象になりすぎる可能性が高いので、初心者の方は“シャツ”を選ぶことをお勧めします。

3.Vネックカットソー×チノパンコーディネート

Vネックを使ったコーディネート

上半身に着る洋服を「Vネック」にすることも「清潔感のある服装」にするには有効です。丸首の洋服に比べて、すっきりとした印象になり、大人っぽい雰囲気になります。ジャケットのインナーにも最適なアイテムなので、「清潔感」を保ちつつも少しかっちりとした印象にしたい場合には、上にジャケットを羽織るだけでOKです。

いかがでしょうか?

少し、「清潔感のある服装」のイメージがつかめてきたでしょうか?

「大人っぽい落ち着いた印象」を演出できるアイテムを使ってコーディネートすることで、女性の求める「清潔感のある服装」に近づけることができます。

1-3 「清潔感のある服装」にする3つのポイント

上記の1~3でご紹介したようなアイテムをぱっと選んで着るだけでは、「清潔感のある服装」にするのは、実は難しいです。「清潔感のある服装」にするには、以下の3つのポイントを押さえる必要があります。

 ① 各アイテムは自分の体型にジャストサイズのもを選ぶ
 ② ベーシックな色・柄を選ぶ
 ③ シワやニオイに注意する

 それぞれのポイントについて、以下に解説していきます。

 1-3-1 各アイテムは自分の体型にジャストサイズのもを選ぶ

「清潔感のある服装」にするために一番大切なのが、それぞれのアイテムについて「自分の体型にジャストサイズ」のものを選ぶということです。

男性は、動きやすく着心地のいいサイズ感を好むため、自分の体型よりも大きいサイズを選びがちです。大きめのサイズを選ぶと、「1-1」で述べたような「だぼだぼしていて、だらしない」印象や「野暮ったい」印象につながります。これこそが、最も女性が「清潔感がない」と感じる服装なのです。

まずは、手持ちの服装が、ジャストサイズかどうかを確認しましょう。または、買い物に行く際には必ず試着をして、サイズを確認しましょう。

いつも「L」サイズを選んでいる方なら、「M」サイズも一緒に試着してみることをお勧めします。同じ「L」サイズでも、ブランドによってサイズが違うこともあるので、やはり試着は必須です。

ジャストサイズかどうかを見極めるためには指標があるので、チェックする際には以下を参考にしてみてください。

<ジャストサイズの目安>

・トップス(上半身に着る洋服)
ジャストサイズのトップスを選ぶ際に一番重要となるのは、バストのサイズ(胸回り)です。洋服そのもののバストサイズと、着る人のバストサイズの差がポイントとなります。

 「洋服のバストサイズ」-「着る人のバストサイズ」=10cm~15cm

というのがジャストサイズの定義となります。バスト以外にも、ウエスト、肩幅、裄丈、着丈など、いくつかのジャストサイズの指標はありますが、「そんなにたくさんだと、ややこしい!」という場合は、バストだけは最低限押さえればOKです。

・パンツ(ズボン)
ジャストサイズのパンツを選ぶときに重要なのは、「ウエスト」「モモ(太もも)」のサイズです。

 ・ウエストは指一本が入るくらいのゆとりがあればOK
 ・モモは着る人の太もものサイズ+2cm~3cm
 →「パンツのモモサイズ」-「着る人のモモサイズ」=2cm~3cm
   (※少しつまめるくらいのゆとりがあればOK

となります。パンツ選びの際にも、他にヒザ、裾幅、股下の長さなどがポイントとなりますが、まずは「ウエスト」と「モモ」のサイズを指標とすれば、ジャストサイズのものを選ぶことができます。

今までにオーダーなどで洋服をつくったことが無い方だと、なかなか自分の体の各部位のサイズを測った経験がないかもしれません。しかし、「清潔感のある服装」にするためには、かなり大切なポイントになりますので、一度プロの方に測ってもらうといいでしょう。

 【清潔感のある服装にするには、サイズ計測は必須!】

自分のサイズ計測は自分一人では難しく、どうしても人の手を借りる必要があります。

 そんな方におススメなのが、プロがサイズ計測を行い、最適なジャストサイズの洋服を選んでくれるサービスです。実際にジャストサイズの洋服を着てみて、「洋服のサイズ」と「着る人のサイズ」の適切な差を確認することも出来ます。

 このようなお店は、電話相談が無料な場合も多いので、まずは問い合わせて確認してみてもいいでしょう。

 1-3-2 ベーシックな色・柄を選ぶ

「清潔感のある服装」にする上で次に重要なのが、「ベーシックな色や柄の洋服を選ぶ」ということです。

お店で売られている多くのメンズの洋服は、さまざまな色のものがあったり、チェックやボーダー柄などの柄が入っています。しかし、色や柄が目立つ洋服は、その分個性も強くなります。これは「1-1」の「野暮ったさ」や「やり過ぎ感」につながりかねません。

男性は、ビジネスシーンでのシャツやジャケットが白や紺などのベーシックな色のものが多く、それと差別化するために、私服では大きなチェック柄が入ったシャツや派手な色のポロシャツなどを選びがちです。これでは、女性に好印象を与える「大人の年相応の落ち着いた着こなし」にはなり得ず、学生っぽくて頼りない、下手をすると野暮ったくてダサい印象を与えてしまいます。

色は白や黒、グレー、ネイビーなどのベーシックな色を選ぶようにしましょう。柄もできる限り少ない無地の洋服が「清潔感のある」雰囲気を演出してくれます。「地味すぎない?」と思うかもしれませんが、大丈夫です。女性に「不快感を与えない」という点ではベーシックな色の無地のアイテムが鉄板なのです。

女性は細部まで相手の洋服をよく見ていますので、少し物足りないと思う場合には、ジャケットのステッチ(ジャケットの襟元などにある縫い目)部分やシャツのボタンなどに色味を入れることもおすすめです。さりげないお洒落感がでて、女性に好印象を与えることができます。

 <ステッチ>

ジャケットステッチの画像
<色ボタン>

色ボタンの画像

縫い目やボタンなどだけでなく、コーディネートの一部のアイテムに「差し色」を入れるという方法は、女性に好印象を与えるには有効です。「差し色」をうまく使うコツについて知りたい方は以下の記事もぜひご参照ください。差し色メンズの基本。女性からイメージアップする着こなし術!

 1-3-3 シワやニオイに注意する

ジャストサイズで定番色のベーシックなアイテムを手に入れたとしても、それで安心するのははまだ早いです。「清潔感のある服装」の「清潔感」を長く保つためには、手入れやメンテナンスが欠かせません。

 「しわしわ」で「よれよれ」、「汚れ」が目立つような服装、もしくは、何度も着ているのに洗濯していない時に漂うような「嫌なニオイ」は、誰でも「清潔感がない」と感じてしまうのは想像に難くないはず・・・。

 洋服を着る前には「シワ」や「ヨレ」がないかチェックしましょう。シャツなどであればアイロンがけをすればいいのですが、ジャケットであれば「専用スチーマー」を使うといいでしょう。

 ジャケットをハンガーに吊るし、スチーマーで高温の蒸気をかけるだけでシワを伸ばすことができます。袖の関節部分などは、円筒状に巻いたタオルなどを袖口から入れて、その上から蒸気をかけるとシワを伸ばしやすくなります。

 ニオイが気になる場合には、リネンウォーターがおススメです。リネンウォーターとは、植物から精油を抽出した後に残る、香りが凝縮された蒸留水のことです。これを衣類のニオイが気になる部分にひと吹きすれば、汗などのニオイ消しに有効です。

香水のように香りが強くなく、自然でさりげない香りを漂わすことができます。リネンウォーターは東急ハンズやロフトなど生活雑貨を取り扱うお店には置いてあることが多いので、気になる方はぜひ探してみてください。

 2.季節ごとの清潔感あるコーディネート

婚活中の男性にアドバイスをする機会が多い、結婚相談所のコーディネーターの方々が口々にお話されることに「男性は、1年を通して清潔感のある、女性に好印象の服装をすることが苦手」ということがあります。

「春は長袖シャツにジャケットを羽織るスマートな印象の服装だったのに、夏になると急にカジュアルな短パンとTシャツでデートに現れてがっかりしました・・・」というような婚活女性からの声も多いようです。

そうならないために、ここでは、春夏秋冬の季節ごとで「清潔感のある服装」にするためのポイントを押さえていきましょう。

服装は、それを着ていく場所によって決めることも大切になりますが、場所に合わせた服装については3章でみていきます。

2章では、よりアイテムの選択肢が増える、普段のデートで行くようなちょっとお洒落な飲食店や水族館や映画館などカジュアルな場所での着こなしを想定して、季節ごとの服装のポイントをまとめていきます。

2-1 春のおすすめコーディネート

春コーディネート

3~5月の春は、日中は暖かく過ごしやすい日が増えてきても、朝晩はまだまだ上着がないと寒い季節です。日中は長袖のカットソーなど1枚で過ごしても、肌寒い時間には薄手のブルゾンやカーディガンを羽織れるように持ち歩くといいでしょう。

「重ね着」をするとき、アウターの前を完全に閉めて着るよりも、首元は少し開けてインナーがちらりと見える着こなしにする方が、女性ウケがよくなります。

アウターの下に着るインナーが白やグレーなどの明るい色の場合は、アウターはネイビーや黒などの暗い色、反対にインナーが暗い色の場合には、アウターをライトグレーやグレーなどの明るめの色を選ぶとバランスがよくなります。

「清潔感」を保つためには、全てのアイテムについて無地のベーシックな色味を選ぶことがポイントです。

<ネイビーや黒などの暗い色のアウター×インナーが白やグレーなどの明るい色>

暗いアウターコーディネート
<ライトグレーやグレーなど明るい色のアウター×インナーが暗い色>

明るいアウターコーディネート

春のアイテムは「綿」素材が多くなります。中には秋に着回せるものもありますが、全てがそうなわけではありません。したがって、春にしか着られないものが多く、着られる期間が短いので、買いそろえる際には早めに購入することをおすすめします。

2-2 夏のおすすめコーディネート

夏コーディネート

夏の鉄板コーディネートは「ポロシャツ×チノパン」スタイルです。「ポロシャツ」は襟があることからTシャツほどカジュアルにならず、またシャツほど堅苦しくないので、ファッション初心者の男性にとっては着やすいアイテムです。また、「チノパン」もジーパンほどカジュアルにならず、「大人っぽい落ち着いた印象」にするにはもってこいのパンツです。

6~8月の1年で最も暑い夏の時期は、「できる限り涼しくしたい」という思いから、相手に与える印象よりも機能性や自分の着心地が重視されやすい、「清潔感」という観点では一番注意が必要な時期と言えます。

 その典型パターンが「短パン」スタイル。すね毛が見える短パンのコーディネートは「清潔感がない」ということから女性から倦厭されがちです。

また、汗をよくかく季節なので「汗ジミ」にも注意したいところです。

・肌着などのインナーを着る
・白・黒などのモノトーン、もしくはネイビーや濃いグレーなどの暗い色のトップスを選ぶ(水色など明るい色は「汗ジミ」が目立ちやすい)

このいずれかの対策をとれば、汗ジミを予防することができます。

2-3 秋のおすすめコーディネート

秋コーディネート
9~11月の秋の季節は暑さもやわらぎ、少しずつ過ごしやすい気温になってきます。その点では、春と同じように、カットソーに薄手のブルゾンやカーディンガンなどを羽織るスタイルがおススメです。

ただし、春には「綿」素材が多かったのに対して、秋以降は「ウール」素材のアイテムが増えてきます。季節感が出る上に、冬場もコートなどのインナーとして使えるので、着られる期間が長く使い勝手がいいのですが、やや厚手になってくるため「着ぶくれ」には注意が必要です。

ジャストサイズのアイテム選びを徹底して、できる限り細身のすっきりした印象を演出できるように心がけましょう。

2-4 冬のおすすめコーディネート

冬コーディネート

12~2月の冬の寒い時期も、寒くないように防寒性が高いアイテムが好まれるため、夏同様に自分本位な着こなしになる可能性が高く、注意が必要です。

 ポイントとなるのはコート選びです。

 暖かく動きやすいという点からダウンジャケットを着る男性をよく目にします。しかし、ダウンジャケットはもともとアウトドアウエアとして作られたことから、かなりカジュアルな印象になるので女性ウケはあまりよくありません。「着ぶくれ」する可能性も高く、「清潔感がある」とも言い難いアイテムです。

 おススメなのは、「ショート丈でウール素材、かつ、フードがついていないタイプのコート」です。Pコートやステンカラーコート、ダッフルコートなど、コート自体のデザインはさまざまありますが、基本的には「着丈」「素材」「フードの有無」だけを確認すれば、最適なコート選びができます。

以下に、より詳細に選び方をご紹介します。

まず、着丈は長い方がフォーマルな印象が強くなります。最近のカジュアル用のコートは、ほどよくカジュアル感の出せる、着丈が短いものが主流です。購入する際には、お尻が隠れるくらいの着丈のものを選ぶとバランスがいいでしょう。

また、ウール素材は冬物コートの代名詞。ビジネスシーンでも使われることが多く、かっちりとした印象を演出できます。そのため、ショート丈のコートを選んでも、ウール素材なら大人っぽい印象にすることができるのです。

最後にフードの有無について。フードがある方がカジュアルな印象になります。

したがって、ショート丈のカジュアルな印象のコートでも、ウール素材でフードなしのものを選べば、大人っぽい落ち着いた印象にすることができるため、女性からの印象はよくなります。

 3.シーン別「清潔感のある服装」のコーディネート

季節を問わず1年を通して「清潔感のある服装」を保つことと同じくらい、多くの男性が苦手なことに、「行く場所に合わせて清潔感のある服装を選ぶ」ことがあります。

女性は、行く場所によって最適な服装にすることが上手な方が多いです。お洒落なお店で食事をする時にはスカートにヒールのある靴を選び、もう少し郊外に出かける時には、パンツスタイルにヒールのない靴を合わせる。

場所に応じて服装を選ぶことに長けている女性に好印象を与えるには、やはり、男性も場所に合わせて服装を選ぶことが必要になってきます。

難しいと思うかもしれませんが、ちょっとしたコツを覚えれば、誰でもできるようになるので安心してください。

以下に、主に女性とのデートで行く場所に合わせた「清潔感のある服装」のコツをまとめていきます。

3-1 「高級レストラン・ホテルのラウンジ」編

清潔感ある服装の代表例

ドレスコードがあるような高級レストランやホテルのラウンジなどは、女性と一緒に行く場所の中でも最もフォーマル度の高い場所と言えます。こういった場所に最適なのが「ジャケット」を使ったコーディネートです。

行く場所にかかわらず、初めて女性と会うシーンでは「ジャケット」にインナーは「シャツ」を着ることをおススメします。襟のあるアイテムはかっちりと大人っぽい印象になるので、襟のないカットソーなどをインナーにするよりも女性には好印象を与えます。

特に、写真のようジャケットに「白の無地シャツ」を合わせるコーディネートは「清潔感のある服装」としては鉄板です。

3-2 「お洒落なカフェ・その他飲食店」編

ジャケットVネックコーディネート

高級レストランやホテルほどフォーマル度は高くなく、少しカジュアルな雰囲気のカフェや飲食店などでは、服装も「3-1」よりは少しカジュアルダウンさせることができます。

そのような場所でも、よりかっちりとした印象にしたい場合は、やはり「ジャケット」スタイルは有効です。ただし、インナーを襟のないカットソーやセーターなどにすると、ほどよくカジュアルな印象を演出することができます。

もう少しカジュアルな印象にしたい場合には、夏であれば上半身をポロシャツにしたり、冬であれば白で無地のシャツの上に薄手のセーターを重ね着するのもいいでしょう。

シャツとVネックセーターコーディネート

ポロシャツや白シャツなど襟付きのアイテムを選んでおけば、ジャケットほどのかっちり感はなくとも、程よく大人っぽく落ち着いた印象にすることができます。

3-3 「映画館・水族館・テーマパーク」編

Tシャツコーディネート

映画館や水族館、テーマパークなど、よりカジュアルな場所でのデートの場合は、服装もよりカジュアルなものにすることがポイントとなります。ただ、カジュアルダウンするほど「清潔感のある服装」にするのは難しくなるため、注意が必要です。

夏場であればポロシャツやTシャツを使ったコーディネートが選択肢となります。冬場であればセーターにコートを羽織るスタイルなどが多くなるでしょう。Tシャツやセーターは、襟が無いため、かなりカジュアルな印象になります。

パンツは「ジーパン」ではなく大人っぽい印象の「チノパン」を選んだり、サイズ感により一層気を使うなどして、どうすれば「清潔感のなる服装」にできるかをよく考えるようにしてみてください。

ポイントは「1-3」で取り上げた3つのポイントをチェックすることです。「サイズ」や「色・柄」、「シワ」など、今一度確認してみてくださいね。

4.清潔感のある服装を揃えるおすすめのお店3選

「清潔感のある服装」について、何となくイメージや、選ぶべきアイテム、選ぶポイントを押さえることができたでしょうか。

最後に、「清潔感のある服装」をどこで買えばいいのか、おススメのお店を紹介していきます。最近はネット通販などでもあらゆる洋服を購入できますが、「清潔感のある服装」には「サイズ感」が最も重要となるため、面倒でも、実際に試着をすることができるお店に足を運ぶことをおすすめします。

4-1 トゥモローランド

主要都市にある、大人っぽいきれいめなアイテムが揃っているセレクトショップです。ややビジネス色が強いですが、選び抜かれたお洒落な印象のアイテムも多く、30代~40代の大人の男性からも人気が高いお店です。もともとニットメーカーとして誕生した経緯があるため、ニットの評価が高いのも特徴です。

4-2 エディフィス

トゥモローランドと同じように、きれいめの大人っぽい落ち着いた印象のアイテムが揃っているセレクトショップです。トゥモローランドよりは、流行に左右されないシンプルで定番のアイテムが多い傾向にあるので、「セレクトショップなんて敷居が高い」と感じているファッション初心者にはトライしやすいお店とも言えます。こちらも30代以上の男性から人気が高いです。

4-3 伊勢丹メンズ館

新宿にある、地下1階から8階まで全て男性向けフロアのデパートです。取り扱っているブランドやアイテム数はかなり多いので、いろいろな選択肢から選びたい方にはおすすめです。カジュアルウェアは6階をメインに、一部1階にも置いてありますので、合わせて見てみるといいでしょう。

ただし、ファッション初心者の場合、あまりにもアイテム数が豊富で選択肢がありすぎると、選べなくなってしまう可能性も高いので、まずはエディフィスのような、ある程度テイストが統一されたセレクトショップから買い物を始めるといいかもしれません。

 5.まとめ

女性なら誰もが、男性に求める絶対条件の「清潔感のある服装」。一番のポイントは「ジャストサイズ」を選ぶことです。これに加え「ベーシックな色・柄」、「シワやニオイ、ヨレに注意する」ということを押さえれば、誰でも「清潔感のある服装」にすることができます。

「女性の立場になって考えてみる」ことは、最初はなかなか難しいかもしれませんが、実践していくうちに、少しずつコツがつかめてくるはずです。

今は思ってもないことかもしれませんが、女性はよく見ているので、実践していれば「素敵な服ですね」と気付いて声をかけてくれるようになります。

「清潔感のある服装」ができるようになること、それは、「相手に気遣いのできる人」になるということです。それこそが女性が男性に一番求めることでもあります。ここで書いたことを押さえていけば、「女性の求める理想の男性」に近付けること、間違いありません。

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