ビジネスカジュアルとは?の基本を写真で解説。注意点も押さえよう!

ビジネスカジュアルとは?アイキャッチ画像

スーツに制服や作業着など、働く業界や環境、所属する部署によって服装規定はまちまちですが、昨今ではビジネスカジュアルを推奨する企業も増えてきました。

しかしながら、男性は意識して服装を選ぶことにあまり慣れていませんので、いざビジネスカジュアルの恰好でと言われても、いつもと変わらぬ様にスーツを選んでしまうことが多いのではないでしょうか。

10年以上に渡って男性専門ファッションコーディネートサービスを展開している当サロンでは、実際にお越しになるお客さまからも、ビジネスカジュアルについてのご質問は多く承っており、

「社内でも明確な規定がないので、良し悪しの境目がわからない」
「間違った着こなしをして相手に不快な思いをさせてないか心配」
「やっぱり、自分自身も恥ずかしい思いをしたくない」

などの声をよくお聞きします。

いざという時に困った事態にならない様に、今まで1万人以上の男性の服装に携わってきた現役の個人向けスタイリストが、培った知識をもとに、ビジネスカジュアルといえばこれ!という服装を、写真を使いながらわかり易くお伝えします。

ビジネスカジュアルとは何なのかを知り、実際に着こなし方を覚えて頂くことで、ビジネスカジュアルを必要とする場面にも安心して臨めますし、社内や取引先からの印象はもちろん、会社帰りのデートでもしっかりとイメージをあげる事が可能です。

1.ビジネスカジュアルとは

サロンに来られるお客さまの中にも、「ビジネスカジュアル」という名前は聞いたことがあるけれど、そもそもの定義を知らないという男性は少なくはありません。

ですので、先ずはビジネスカジュアルとは何かを簡単に説明していきます。

1-1 ビジネスカジュアルの定義

一般的には平服に用いられている服装で、企業の訪問や会議にも適したカジュアルな「ドレスコード(服装規定)」の一つです。

ビジネスの場において、ドレスコードを通じてその人の清潔感やビジネスセンスを想起させると言っても過言ではありません。

ただし、ビジネスカジュアルは定義が曖昧なので、どこまでカジュアルを取り入れるかがポイントと言えますが、多くの男性は服装に対する意識が薄く、普段から何気なくスーツや制服を着用しているため、いざビジネスカジュアルと言われても恰好そのものがわからずに困ってしまいます。

ですので、まずはスーツとビジネスカジュアルの境目がどこか?を下記表を用いて皆さんにお伝えしたいと思います。

1-2 ビジネスカジュアルの種類

下記図を参考にしながら説明したいと思います。

【アイテム】■     ①     ②     ③
 スーツ    〇     
 ジャケット        〇     〇       〇
 シャツ      〇     〇     〇       〇
  ネクタイ  〇     〇
 スラックス          〇     〇
  チノパン                                                        〇

横軸の「■、①、②、③」が、コーディネートの種類になり、縦軸「スーツ、ジャケット、シャツ、ネクタイ、スラックス、チノパン」がコーディネートを構成する際のアイテムの種類です。

「■」がスーツスタイルで、アイテム構成は「スーツ」+「シャツ」+「ネクタイ」の組合せとなり、一番カッチリした着こなしとなります。
続いて①からが「ビジネスカジュアル」の着こなしになり、右列に移行するほど、カジュアル度が増していくとご認識頂ければ大丈夫です。職場やお会いする取引先のドレスコードに合わせて適した着こなしを選ぶといいでしょう。

それでは、それぞれの着こなしについて写真を見ながら確認していきましょう。

1-2-1 スーツ

ビジネスカジュアルとは?1枚目
「■」が一般的なスーツスタイルになり、それ以外の「①~③」がビジネスカジュアルになりますので、スーツとの境目は「①」からになります。

1-2-2 ビジネスカジュアル:ジャケット、シャツ、ネクタイ、スラックス

ビジネスカジュアルとは?1枚目
「①」の場合、下に穿くパンツはジャケットと同じウール素材のスラックスが一般的ですが、色違いの組合せにしましょう。

上下セットのスーツと比べると組み合わせが多種多様なため、さまざまなおしゃれを楽しめる反面、失敗する可能性も高い着こなしと言えますので、奇抜な色や柄を選ぶのではなく、濃色の無地が無難です。例えば、ジャケットを「ネイビー」にした場合は、スラックスを「チャコールグレー」にする感じです。

ジャケットの選び方はこちら→これさえ覚えておけば安心!メンズジャケット最強の1着の選び方

1-2-3 ビジネスカジュアル:ジャケット、シャツ、スラックス

ジャケットスラックスのビジネスカジュアル
「②」は、更にネクタイを外した着こなしです。ネクタイを外すことで、より柔らかい印象になります。

1-2-4 ビジネスカジュアル:ジャケット、シャツ、チノパン

ビジネスカジュアルとは?6枚目
「③」は、スラックスから「チノパン」に変えることで更にカジュアル感が増します。
「■~②」までの着こなしに合わせる「靴」はカッチリ見える黒の革靴で問題ありませんが、「③」の場合、柔らかい印象を与える着こなしですので、コゲチャ色を合せると馴染みます。

チノパンの選び方はこちら→大人カジュアルからデートまで!チノパンの選び方をシーン別にご紹介
靴の選び方はこちら→女性からの印象アップする!チノパンに合う靴の着こなし術

如何でしたでしょうか。

上記アイテムを組み合わせることで、スーツでなくてもカッチリした感じを保ちつつ清潔感を合せもった恰好に見えるのではないでしょうか。

いずれの服装も上にジャケットを羽織ることで、カッチリした印象になるので、ビジネスシーンで人前に出ても恥ずかしい思いをする事はありません。

中には、単にスーツからネクタイを取っただけのスタイルもビジネスカジュアルと唱える方もいるようですが、やる気の感じられないビジネスマンスタイルになってしまいますし、過度に砕けた恰好はかえって服装をだらしなくみせることになりますのでお勧めはできません。

商談や会議の場はもちろんのこと、職場内のスタッフにも良い印象をもってもらいたいですし、仕事終りのデートで彼女さんからガッカリされないためにも、ご自身でもしっかり取り入れられる様になりましょう。

ビジネスカジュアルの着こなしについて基本から知りたい方は以下をご覧ください。
初めてのビジネスカジュアルも悩まない!ビジカジの基本を季節別解説

次の章では、ビジネスカジュアルをどの様に合わせるべきか、ポイントを押えながら説明します。

2.ビジネスカジュアルで決めるポイント

先ほど、ビジネスカジュアルの種類をお伝えしました。
それぞれの会社に服装規定は存在しますので、どこまでカジュアルを取り入れるかは、

・自社の服装規定(ドレスコード)
・相手先の会社の服装規定(ドレスコード)

で決まってきます。

自社の服装規定から外れない中で、相手先の会社の服装規定についても把握しておきましょう。
特に相手先がお客さまの場合は、相手先の会社の服装規定に合わせた方が間違いありません。

同時に、1章であげた服装を元に、お客さまはもちろん、女性からの印象をあげるために意識すべきポイントをお伝えします。

ビジネスカジュアルのカジュアル度合を決めるのは、下に穿くズボンの種類です。

2-1 ビジネスカジュアル:スラックスを使ってカッチリと

1章の「①、②」が該当する着こなしになり、相手先の会社が比較的カッチリした服装をしている場合です。

ビジネスカジュアルとは?7枚目
下に穿くズボンを「スラックス」にするとカッチリとした印象になります。スラックスには落ち着いた印象で大人っぽさを感じるチャコールグレーがお勧めです。

カッチリしたウール素材の「ジャケット」は、商談相手に仕事が出来るしっかりした印象を与えることが出来ますし、中でも紺無地の色を選ぶと、仕事終りのデートシーンにおいても、清潔感を感じさせつつも頼りがいのある男らしいイメージを醸し出すことが出来ます。

ノーネクタイの場合は、ネクタイを締めなくても襟元がくずれない「シャツ」にしましょう。チェック柄のネルシャツを選ぶ方も中にはいますが、あくまで仕事の場に着ていく恰好であることを忘れずにカッチリした襟付きのシャツを合せてください。

また、全身を通して統一感のある着こなしであることが重要ですので、「靴」や「バッグ」も意識して選ばれると良いでしょう。

「靴」は革靴で黒もしくはコゲチャが間違いありませんし、「バッグ」はナイロン素材や革素材で黒や濃いネイビーを選ばれると統一感が出てお勧めです。

シャツの選び方はこちら→女性にも好印象なワイシャツの選び方~失敗しない選び方のポイント~

ビジネスカジュアルのシャツ選びについて、ワンランク上のオシャレなものを選びたい方は以下をご参照ください。
ビジネスカジュアルでシャツにこだわる時のポイント4点と着こなし方

2-2 ビジネスカジュアル:チノパンで柔らかい着こなしを

先ほどは、上下色違いのスーツ着こなしによる王道のビジネスカジュアルを見て貰いましたが、40代であれば周りの部下や、30代であれば20代の後輩から見られても、適度に若々しく柔らかい印象になる着こなしをご紹介します。

ビジネスカジュアルとは?3枚目
カジュアルシーンでも活躍する「チノパン」を組み合わせると、やり過ぎない大人の男性としての余裕が垣間見られることで、男らしさを感じてくれます。色はベージュやカーキなど、ベーシックで落ち着いた色を選ぶと他のアイテムとの合わせがしやすいです。

足元はカッチリ見える「革靴」を選びますが、黒だと硬い印象を与えてしまうので、コゲチャを選びましょう。
外出時の「バッグ」は、落ち着いた大人の印象を醸し出す革素材を選ぶことで、チノパンを穿いて柔らかい印象になった着こなしを落ち着かせることが出来ます。

ビジネスカジュアルとは?4枚目
ビジネスカジュアルとは?8枚目
ウール素材の「セーター」はシャツの上から着るだけで柔らかい印象になりますし、ベーシックな明るいグレーを合せると優しい雰囲気、パープルやラベンダーといった差し色カラーを取り入れるとオシャレ感が増します。また、襟元はVネックを選ぶことでスッキリすることから清潔感を感じてもらえるので、便利なアイテムとも言えます。

得意先や関係各社への訪問が多い方は服装への意識を高めて臨んで頂くことで、ご自身のビジネススキルをしっかり底上げしてくれること間違いなしです。

また、退社後のデートシーンでも、上下スーツでビシッと決めた時とは違ったスマートな印象を与えることが出来るのがポイントです。

3.知っておいてよかった!NGコーディネート事例

ビジネスカジュアルをする上で、その場にそぐわない服装をすると周りからの印象は劇落ちしてしまいます。
この章では、皆さんが陥りがちな事例を幾つか挙げて説明します。

3-1 スーツのジャケットを着用

普段仕事で着用する機会の多いスーツは、毎日着ることも有りますので、良心的な価格で販売している近くの総合スーパーの紳士売場や、専門量販店を利用されることが多いのではないでしょうか。

カッチリしたウール素材のスーツは素材自体が伸びませんので、機能面も考慮して大き目に作られている事が多いため、着こなしするアイテムとして安易に選んでしまうと着丈は長くなり、ダボダボになってしまいます。

その結果、見た目の印象は上がりにくい可能性があるので、単体で販売されているジャケットを選ぶようにして下さい。

3-2 ダメージジーンズ

モモや裾などにダメージがついたジーンズは周りから見て清潔感を感じさせない雰囲気を持っています。そのため商談時や重要なプレゼンの場面では砕けすぎてしまうため相応しくありません。例えジーンズがOKの職場であったとしても、キレイめな落ち着いた色目の、細身のタイプを選ぶようにしましょう。

3-3 スポーツシューズ

最近のファッションシーンでは、足元にあえてスニーカーを合せる「着崩す」着こなしがありますが、ビジネスシーンでは砕けすぎてしまうため相応しくありません。

ビジネスカジュアルの靴選びにこだわりたい方は以下もご参照ください。
ビジネスカジュアルでは革靴が間違いない!デキる男が選ぶ5デザイン

4.まとめ

ビジネスカジュアルは、自分が着たい服装では無く、その場に居合わせる人を意識して、マナーさえ守っておけば、相手にちゃんと好印象を与えることが出来るのです。

服装に自信が持てれば、周りのメンバーやスタッフと関わる場面でも、社内プレゼンや取引先との商談にも集中して臨めますし、周りからの印象が変わることで、ビジネススキルの底上げにも繋がります。

この記事を読んで頂いたことで、服装に関する考え方が変わり気を使おうと思うきっかけになれば幸いです。
その結果、周りからの反応は劇的に変わることで、今よりも高いステージへいく事が出来るでしょう。

▼以下の記事では、季節ごとのビジネスカジュアルについてまとめているのでぜひ参考にしてみてください。

デキる男の春のビジネスカジュアル3つのポイントとコーディネート例

デキる男の冬のビジネスカジュアル【写真で解説 | 社内&外出編】

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